ハイチ ハリケーンによる「世界の終わりがきたような破壊」で100万人が必要とする緊急人道的支援

2016/10/11(Tue)
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ハイチでは、ハリケーン「マシュー」による死者が1000人を超えました。ハイチのジョスレルム・プリベール暫定大統領は同国がハリケーン「マシュー」による、彼の言うところの「世界の終わりがきたような破壊」によって、食糧不足が起きる可能性があると警告しています。ハイチはさらに、加速するコレラの流行とも闘っています。今回の嵐は1週間前の10月第1週に起こりましたが、多くの地域は依然として救援を受けていません。食糧と薬は底を尽きました。当局は、今回のカテゴリー4の嵐で死亡した人々のための集団墓地を掘っています。国連職員たちは、約100万人が人道的支援を緊急に必要とし、一部の地域ではハイチの農作物の最大80%が破壊されたと言います。複数の援助団体は、少なくとも6万人が一時避施設に滞在していると見積もっています。「ハイチ難民のためのハイチ女性」(Haitian Women for Haitian Refugees)の代表で、「IFCO/平和のための牧師」(IFCO/Pastors for Peace)の役員であるニナジ・ラウルから話を聞きます。

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