ウォレン上院議員 スキャンダル渦中のウェルズ・ファーゴCEOに辞職と捜査受け入れを要求

2016/9/23(Fri)
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ウォール街の大手銀行ウェルズ・ファーゴの従業員数千人が売上目標を達成するために取引先の個人情報を流用して200万の偽造口座を作っていた疑惑が拡大していますが、今週の上院銀行委員会の公聴会で、エリザベス・ウォレン上院議員がジョン・スタンプCEOをこの件で厳しく追及しました。これに対する反応をみていきます。このスキャンダルの始まりは少なくとも2011年にさかのぼり、スタンプCEOは2013年以降この実態を把握していたと認めました。ウェルズ・ファーゴには1億8500万ドルの罰金が科されました。「ジョン・スタンプは自らの犯罪行為によって5300人を罪に追いやったのです」と、ノミ・プリンツは話します。彼女はリーマン・ブラザーズやチェース・マンハッタン銀行でアナリストを勤めた後、ベア・スターンズとゴールドマン・サックスで重役を務めました。プリンツの最新書は、All the Presidents’ Bankers: The Hidden Alliances That Drive American Power(『大統領の銀行家たち:アメリカの権力を動かす隠された同盟』)です。

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