「スコット・ウォーカーが頼んだから」漏えい文書がウィスコンシン州知事の違法な企業献金受諾を示唆

2016/9/16(Fri)
記事番号: 
2

ガーディアン紙による新たなスクープで、献金者を開示する義務のない第三者機関を通じて流入する企業資金が米国の選挙に多大な影響を及ぼしている実態が明らかにされました。この記事のソースはウィスコンシン州検察が提出した法廷文書から漏洩された1500件で、共和党のスコット・ウォーカー知事が第三者のグループ「成長のためのウィスコンシン・クラブ」(Wisconsin Club for Growth)を通じて行った、違法性が疑われる資金調達に関するものです。ウィスコンシン州最高裁判所の過半数を占める保守派が昨年7月、起訴に到る前に調査を停止させ、調査で得られた全ての証拠文書を破棄するよう命じました。しかし、文書のコピーのうち少なくとも1部が破棄を免れていました。米国版ガーディアン紙の主任記者エド・ピルキントンに話を聞きます。彼は朗詠文書を元に"Because Scott Walker Asked"(「スコット・ウォーカーが頼んだから」)という記事を書きました。

共有します