NSA内部告発者エドワード・スノーデンが諜報法違反で裁判にかけられた場合どうなるのか?

2016/9/15(Thu)
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国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンを恩赦すべきかどうかの討論の後半では、彼が米国に帰国し諜報法違反で裁判にかけられた場合、公平な裁きを受けられるかどうかを検証します。スノーデンは、現在の米国の諜報法では、内部告発または「公共の利益」を弁護に使うことができないため、彼の行動に関する動機は裁判では考慮されないと主張しています。現諜報法では「(スノーデンが)陪審に対し今回の動機を語っても、法的に証拠として全く認められないのです」と「報道の自由財団」(Freedom of the Press Foundation)のトレバー・ティム理事長は言います。一方、過去に内部告発者の弁護を行った経験のある国家安全保障専門の弁護士ブラッドリー・モスは、スノーデンが告発内容を「(議会の)諜報委員会に渡すことも可能だったはず」で、その場合、法的ガイドラインを犯すこともなかったと言います。

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