米国自由人権協会の弁護士:トランス女性の殺害の増大と反トランス法の関係は切り離せない

2016/9/13(Tue)
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2016年のこれまでに、20人にのぼるトランスジェンダーの女性が殺害されています。その中には、黒人のトランスジェンダー女性で、8月にオハイオ州コロンバスで彼女の母親の元ボーイフレンドに射殺された28歳のラエリン・トーマスも含まれています。家族は、彼女に発砲したジェームズ・アレン・バードは、ラエリンに対してトランスジェンダーを毛嫌いする発言をおこない、彼女のことをしばしば「悪魔」と呼んでいました。一方、シカゴのウエストサイドで9月10日の週末に、また別のトランスジェンダーの女性が殺害されたかもしれないという報道が入っています。シカゴ警察は遺体は9月11日に発見されたと確認しましたが、詳細は発表されていません。米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士であるチェース・ストランジオに、トランスジェンダー女性に対する暴力の増大について話を聞きます。

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