判事はムミア・アブー=ジャマルのC型肝炎治療を却下するも 刑務所内の治療体制欠落は違憲にあたると判断

2016/9/2(Fri)
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無期懲役で服役中の元ブラックパンサー党員でジャーナリストのムミア・アブー=ジャマルが求める彼の命にかかわるC型肝炎の治療を、連邦判事が却下しました。昨年、ムミアがC型肝炎治療のための抗ウイルス剤を服用できるよう訴訟を起こしたのは、彼の健康状態が重大な危機にあると診断されたのに、刑務所の係官たちが彼は投薬が必要になるほど重体ではないとして投薬を拒絶したからです。投薬すれば治癒率は95%ですが、薬代は1クール12週間分で5万5000ドルがかかります。ただし連邦判事は、ムニアの動きは棄却したものの、受刑者に関するペンシルベニア州のC肝炎の基準は憲法の基準を満たさず、患者の苦しみを長引かせる可能性があると認めました。ムミア・アブー=ジャマルの反応と彼の弁護士ボブ・ボイル、この問題を報道し続けているルネ・フェルツ記者に話を聞きます。

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