マイケル・ラトナー追悼 アッティカ刑務所暴動からグアンタナモ収容所まで 正義のために戦う弁護士の草分け

2016/5/12(Thu)
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人権弁護士の先駆者マイケル・ラトナーが72歳で亡くなりました。40年以上に渡り、世界各国の人権侵害被害者を弁護し、調査を行い、代弁したラアトナーは、長年「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)代表も務めました。2002年、同センターは、グアンタナモ基地での囚人の無期限勾留に関連して、ジョージ・W・ブッシュ政権を相手取る最初の訴訟を起こしました。米最高裁は最終的に2008年、同センターの訴えを認め、グアンタナモの囚人から人身保護令状請求権を奪う法律を廃止する判決を出しました。ラトナーは90年代、ハイチ難民収容所としてグアンタナモを使用した初代ブッシュ政権と争って以来、同基地問題に関わってきました。本日は、まず2007年パフィン/ネイション創造的市民賞を受賞した際のラトナーのスピーチを紹介します。

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