『スミス刑務所へ行く』:獄中に1年いた元州上院議員が大量投獄を非難

2015/9/1(Tue)
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ジェフ・スミスが最初に全米の注目を集めたのは、高い評価を得たドキュメンタリー映画Can Mr. Smith Get to Washington Anymore?(『スミスはもう都へはいけないのか?』)の主題として取り上げられたときでした。同映画は、引退するディック・ジェファードの議席をめぐる、彼の2004年の選挙戦を記録したものでした。彼はこの選挙で、僅差でラス・カーナハンに負けましたが、10人という大勢が出馬した中での彼の驚くべき成果は、彼をミズーリ州の民主党政治の希望の星にしました。スミスは2006年に州上院議員に選出され、2004年の選挙戦に関わる選挙法侵害共謀で有罪を認めた2009年まで務めました。スミスはケンタッキー州の連邦刑務所での1年と1日の禁錮刑を言い渡されました。彼は自分の経験を新著Mr. Smith Goes to Prison: What My Year Behind Bars Taught Me About America’s Prison Crisis(『スミス刑務所へ行く:獄中での1年が米国の刑務所危機について私に教えてくれたこと』)にまとめました。彼は同書を「より良い市民になることよりも、より悪い犯罪者になることを囚人に教えるシステムへの痛烈な批判」と呼んでいます。現在はニュー・スクール大学の都市政策の准教授をしているスミスに、彼が刑務所で学んだことと、刑事司法改革についての彼の考えについて話を聞きます。

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