「新たな1章」:米とキューバが大使館の再開と国交回復を発表 半世紀を経て

2015/7/2(Thu)
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半世紀を経て、米国とキューバが双方の首都での大使館の再開と、国交を正式に回復させることを発表しました。ジョン・ケリー国務長官はハバナに赴き、米大使館再開に立ち会います。キューバ政府は声明で、貿易制裁の解除、グアンタナモ湾米海軍基地の返還、そして米国が支援する「転覆と内乱」を目的としたプログラムが停止されない限り、米国との関係は正常化されないと述べています。しかしオバマ大統領への7月1日付けの書簡でキューバのラウル・カストロ国家評議会議長は、既に多大な進歩があることを認め、7月中に常設の在外公館を再開することを確認しました。Back Channel to Cuba: The Hidden History of Negotiations between Washington and Havana(『キューバへの裏ルート――ワシントンとハバナの隠された交渉史』)の著者ピーター・コーンブルーに話を聞きます。

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