ネタニヤフがイスラエル総選挙で勝利 人種差別と永続的占拠を誓約 世界はどう対応するか

2015/3/18(Wed)
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ベンヤミン・ネタニヤフがイスラエルの総選挙で予想外の勝利を果たし、首相として4期目を迎えることになりました。ネタニヤフのリクード党はイスラエル議会120席のうち29-30を獲得します。野党のシオニスト連合は24席で第2党に、「アラブ系統一会派」が13席で第3党となりました。ネタニヤフは選挙運動の締めくくりに、パレスチナ国家樹立反対を誓約し、2009年に名目上支持した「2国家共存」を撤回しました。ネタニヤフはまた、非合法のヨルダン川西岸地区入植を拡大することを誓い、投票直前には、アラブ系住民の高い投票率を非難して、支持者に支持を訴えました。最大野党シオニスト連合もまた、将来のパレスチナ国家の地となるヨルダン川西岸地区に、イスラエルの主要入植地を維持するという公約を掲げました。リクード党によればネタニヤフは、今後数週間に新政権を結成するという事です。すでに、いくつかの右翼政党との協議が進行しています。本日はこの選挙について2人のゲスト、イスラエル議会のアラブ人議員で「アラブ系統一会派」の一つであるバラド党の議長のジャマル・ザハルカと、イスラエルのハアレツ紙の占領下パレスチナの特派員アミラ・ハスに話を聞きます。

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