報道の自由の闘い:CIA内部告発事件をめぐりジェームス・ライゼン記者に出頭命令 

2014/12/17(Wed)
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ここ数十年でもっとも重大な報道の自由をめぐる事件に関し、米国政府はニューヨーク・タイムス紙の記者ジェームス・ライゼンに対し限定的な証言を求める方針を固めました。ライズンは16日、機密情報漏洩の容疑で起訴された元CIA職員の裁判に向け来月前半に予定されている予審尋問会に参加するよう出頭命令を受けました。しかしライズンは、CIAが失敗したイランの核開発妨害工作を明らかにした機密情報の漏洩容疑で起訴されているジェフリー・スターリングの裁判では証言しないと誓っています。証言を拒めば、ライズンは投獄されるかもしれません。検察当局はライズンにスターリングが情報源ではないかは質問しないと言っていますが、それ以外の何を聞かれるのかは明らかではありません。EmptyWheel.netの調査報道ブロガーで、ExposeFacts.orgの寄稿者であるマーシー・ウィーラーに話を聞きます。

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