パキスタンの不安定化:タリク・アリ タリバンの学校襲撃は米国のアフガン侵攻のつけ

2014/12/17(Wed)
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パキスタン北西部のペシャーワル市では、タリバンの学校襲撃によって殺害された145人の遺体を埋葬しています。このうち132人は児童です。タリバンによる攻撃では過去最大の犠牲者数となりました。パキスタン陸軍によると16日の事件は、軍と一般市民の男女子弟が通う陸軍公立学校を、7名のタリバンが襲撃したものです。ナワツ・シャリフ総理大臣は三日間の服喪を宣言し、パキスタンの全政党をペシャワールに召集し攻撃への対処を話し合います。報道によると、陸軍はこの一帯で過激派の攻撃を開始しました。タリバン側は、北ワジリスタンで行われているパキスタン政府のタリバン討伐作戦に対する報復として、軍人の子弟を標的にしたと述べました。パキスタン出身の英国の政治評論家タリク・アリとアルジャジーラ英語放送のウェブ版パキスタン通信員アサド・ハシムに話を聞きます。

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