チェイニーの上を行く強硬派:オバマ政権の次期国防長官有力候補 過去に北朝鮮への先制攻撃を支持

2014/12/4(Thu)
記事番号: 
4

オバマ大統領は、追い出された形で辞任したチャック・ヘーゲル前国防長官の後任として、元国防副長官アシュトン・カーターのノミネートを準備していると報道されています。物理学者として研鑽を積んだカーターは、米国防省に長く勤め、一度は武器購入部長も務めたことがあります。2006年、カーターは、北朝鮮が予定されていた大陸間弾道ミサイルの試験発射を中止しない場合の、同国への先制攻撃を支持したことで話題となりました。カーターはIf Necessary, Strike and Destroy(「必要とあれば攻撃、破壊せよ」)と題された記事を共同執筆しました。「核の時代の和平基金」(Nuclear Age Peace Foundation)のニューヨーク支部長で、核兵器廃絶を目指す2000組織をまとめる「核撤廃2000」(Abolition 2000)調整委員会の一員であるアリス・スレイターに話を聞きます。

共有します