マイケル・ブラウン殺害事件:ミズーリ州警察が武器を持たない黒人少年を射殺したことで連日の抗議行動が展開

2014/8/12(Tue)
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ミズーリ州セントルイスでは、抗議者たちが武器を持たないアフリカ系米国人の10代の少年を殺害した、警察による銃撃に対する正義を求めています。18歳のマイケル・ブラウンは8月9日の土曜日の午後、ファーガソン郊外で射殺されました。報道によれば、ブラウンは、友人と道路の真ん中を歩いていたところ、車で近づいた一人の警官がに歩道に行くよう命じられました。セントルイス郡警察は、ブラウンがこの警官に襲い掛かり、パトカーの中の武器に手を伸ばそうとしたと主張しています。しかし目撃者は全く違う説明をし、ブラウンは警官の発砲から逃れようとし両腕を挙げたままで撃たれたと言います。ブラウンは最近高校を卒業したばかりで、今週から始まる大学の授業に行くことになっていました。この銃撃の直後に始まった抗議行動は、8月10日にデモ隊が犬を連れた機動隊と衝突して緊張は頂点に達しました。ファガーソンで地元社会と話し合いを行っている「全米黒人地位向上協会」(NNACP)の代表兼CEOのコーネル・ウィリアム・ブルックスに話を聞きます。リアルタイムでツイートし、Vineアプリで抗議者らの映像を投稿しているコミュニティ活動家のアントニオ・フレンチからも話を聞きます。

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