捕虜交換されたバーグダール軍曹の故郷アイダホ州の町 反発が広がり「歓迎会」を中止に
2014/6/5(Thu)
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米陸軍軍曹ボウ・バーグダールとタリバン幹部5名の捕虜交換をめぐる反発が広がりをみせています。バーグダールの故郷アイダホ州ヘイリーでは、安全に問題があるとして、町で予定していたバーグダール解放の祝賀会を中止しました。ここ数日間のあいだ、ヘイリー市役所および、同市の地元組織には、バーグダール支援に対する怒りの電話とメールが大量に届いています。バーグダールは2009年に、アフガニスタンの米軍前哨基地を離れてまもなくタリバンの捕虜となりました。バーグダールの仲間の兵士のなかには、彼を脱走兵と呼ぶ者もいます。彼らはまた、バーグダール捜索中に、少なくとも6名の兵士が命を落としたと主張しますが、米国防総省はこれを否定しています。バーグダールを巡る論争と、アイダホの地元に及ぼす影響について、ブレイン郡政委員ラリー・ショーンに話を聞きます。