「米連邦議会に科学は存在しない」:ピーター・ウェルチ下院議員が語る共和党下院議員らによる気候変動の拒絶

2014/4/8(Tue)
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最近、共和党の議員らは、米国の政府機関が気候変動について研究することを事実上やめさせる法案に投票しましたが、そのことについてバーモント州選出の民主党下院議員ピーター・ウェルチに意見を聞きます。この下院法案はアメリカ海洋大気庁(NOAA)とその関連機関に、悪天候の予報には取り組むが、それらの原因の可能性のひとつである気候変動についての検証は行わないよう求めています。この投票は、国連の最高気候変動パネルが、各国政府に対し、地球温暖化の悪化する影響への準備と、さらなる悪化を防ぐための排出ガス削減を求める報告書を発行した直後に行われました。「米連邦議会に科学は存在しないのです」と、ウェルチは言います。「我々は事実が存在しない場所にいます」。ウェルチから、さらに、製薬会社への税金ばらまきを廃止する彼の取り組み、米国内の原子力の将来、バーモント州および全米の地方の過疎地域をむしばんでいるヘロイン問題の拡大について話を聞きます。

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