オバマ大統領 中東ジハド軍国主義の資金源 サウジアラビアを訪問

2014/3/26(Wed)
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サウジアラビアは、シリアやイラク過激派の資金源であり武装援助に関わっているにも関わらず、オバマ大統領は今週アブドラ国王と会談するため同国を訪問する予定になっています。この訪問は、オバマの海外訪問日程の中でも唯一の中東・湾岸国への訪問となっています。多くのアナリストたちがシリアでの紛争は、サウジアラビアとイランの間での代理戦争となったと述べています。サウジアラビアとジハード主義グループのつながりは何十年も前に遡ります。9.11のハイジャック犯19人のうち15人が サウジアラビア人でした。 9.11委員会による報告書は、アルカイダの主要資金源として、サウジアラビアを指しています。そして2010年にはウィキリークスが、イスラム主義過激派組織の世界最大の資金源をサウジアラビアであると特定した米国の外交ケーブルを掲載しました。また国会議員や人権団体は、オバマがサウジアラビアの女性、宗教的少数派や政治活動家たちの待遇を改善するうよう求めるよう呼びかけています。本日はインデペンデント紙中東特派員のパトリック·コウバーンに話を伺います。コウバーンは中東でのジハード主義者の復活について5回にわたる最新シリーズ、"Al-Qa’ida’s Second Act: Why the Global 'War on Terror' Went Wrong"(アルカイダの第二幕:なぜ世界の「対テロ戦争」は失敗したか)を執筆しました。

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