「オバマ大統領は私たちを消そうとしている」 記録的国外追放に デモとハンストで抗う移民たち

2014/3/13(Thu)
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オバマ政権下の国外追放者数が200万人へと近づき、共和党による妨害で移民法改正が遅れるなか、無届け移民たちは市民的不服従活動を通して抵抗しています。3月第2週、米-メキシコ国境に、無届け移民の若者とその家族の一団が米国への再入国を試みるのを支援するため、数百名が集まりました。そのずっと北にあるワシントン州タコマでは、ノースウエスト収容センター(Northwest Detention Center)で750名もの収容者が始めたハンガー・ストライキが6日目に入りました。この移民関税執行局(Immigration and Customs Enforcement)が使用している民間運営の施設は、ジオ・グループ(GEO Group)が所有しています。ハンスト参加者は、記録的国外追放と、収容者1人に対し1日1ドルしか支給されない勾留施設の環境に抗議するとしています。自身無届け移民で「ラティーノを支援する会」(Latino Advocacy)の活動家マル・モラ・ヴィリャルパンドに、シアトルより話を聞きます。

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