ロマンチックコメディ『オビアス・チャイルド 』人工中絶の画期的な映画表現

2014/1/24(Fri)
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ロマンチックコメディObvious Child (『オビアス・チャイルド』)は、ユタで開催中の今年のサンダンス映画祭でもっとも大きな話題をよんでいる作品のひとつです。主演は、「サタデイナイトライブ」の元レギュラーのジェニー・スレートで、ブルックリンで活躍するコメディアン、ドナ・スターン役を演じます。ドナはステージで性的なことや他のタブーをあけっぴろげに話します。妊娠していることがわかった時、ドナは中絶を決意します。米国では女性の3人に1人は人工中絶を受けますが、映画でこのテーマが採り上げられることはきわめてまれです。『オビアス・チャイルド』は、人工中絶をめぐる初のロマンチックコメディとして絶賛されていますが、それにとどまるものではありません。米国で人工中絶の権利を認めた画期的な判決「ロー&ウェイド」から41周年にあたる今週、監督のギリアン・ロベスピエールが番組に参加します。

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