『偉人は私たち』米国傀儡政権に反抗して大きな代償を支払うバーレーンの活動家一家

2014/1/24(Fri)
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バーレーンを統治する王家と反対派との間で和解交渉が再開されましたが、反体制派への弾圧は続いています。2011年2月に民主化を要求する蜂起が発生して以来、バーレーン政府は、反対派への弾圧を行っています。米国の支援を受けたバーレーン王政は米国海軍第五艦隊に基地を提供しています。第五艦隊はペルシャ湾の米国海軍力を統括しています。バーレーンは、イランと直接向き合う位置にあるため、米国にとっては戦略的な重要性を持っています。サンダンス映画祭で初公開されたドキュメンタリー映画We are the Giant(『偉人は私たち』 )は、活動家一族として名高いアルハワジャ一家の目を通してバーレーンの状況を捉えます。高名な人権弁護士アブドゥルハディ・アルハワジャは、終身刑の宣告を受けて刑に服しており、その娘で積極的に発言するザイナブも現在、服役中です。番組ではマリアム・アルハワジャをゲストに迎えます。マリアムは現在、「バーレーン人権センター」の代表代理ですが、亡命を余儀なくされ海外で暮らしています。

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