「シーザー最後のハンスト」:農業労働者の命を守るために 死の危険も厭わなかったシーザー・チャベス

2014/1/23(Thu)
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全米で、公正な賃金と安全な職場環境を求める農業労働者の闘いが続いていますが、番組では伝説的な活動家シーザー・チャベスの人生を振りかえりたいと思います。1962年、チャベスは「米国農業労働者協会」(National Farm Workers Association)を創設し、これは後に「アメリカ農場労働者連合」(United Farm Workers of America)となりました。チャベスはそれから30年に渡り同団体の先頭に立ち、一連の歴史的なストライキやボイコットを組織しました。新しいドキュメンタリー映画Cesar’s Last Fast(『シーザー最後のハンスト』)では、1988年にチャベスが農場で使われる殺虫剤の危険性に注意を喚起するために行った、36日間のハンガーストライキの映像が初公開されます。同作品を監督したリチャード・レイ・ペレスに話を聞きます。ペレスの父親は、チャベスが改善しようとしていた労働環境の中で生きていた農場労働者のひとりでした。

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