スノーデン文書で明らかになった、NSAのイスラエルスパイへの 無実の米市民のメール 携帯メール 通話などの 生情報譲渡

2013/9/12(Thu)
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オバマ大統領の確約にも関わらず、米国家安全保障局(NSA)を巡るスキャンダルは、引きつづき拡大しつづけています。英ガーディアン紙は、NSAが日常的に米市民についての手の加えられていない情報をイスラエルに渡していた、と報道しています。「NSAは、同局が『未加工通信情報』と呼ぶ、誰にいつ電話したか及び、通話内容、メール本文、携帯メール、チャットなどの内容を含む情報を共有してきたのです」とアメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union/ACLU)のアレックス・アブドは言います。「これらの情報のすべてが渡されていたようです。」加えてアブドに、NSAが16000件の米国の電話番号を誤って「警戒リスト」に載せていたことを証明する文書の機密指定を政府に解除させることに成功した、ACLUの闘いについて話を聞きます。

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