禁固90年に直面するマニング 文書漏洩の「意図しない結果」に対し後悔の念を表明

2013/8/15(Thu)
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ブランドリー・マニングは8月14日の量刑審理で、ウィキリークスに秘密文書をリークしたことを謝罪しました。先月20件の罪で有罪となったマニングは、最長禁固90年を言い渡される可能性があります。マニングは「私の行動が意図しない結果を生んでしまったことに謝罪します。これらの行動決断したときには、自分は他の人を助けるのだと信じており、他人を傷つけるとは思っていませんでした」と言いました。加えて「自分がしていることも、決心についても理解していました。しかし自分の行為が、大きな意味でどのような結果を生むか、本当にはわかっていなかった。様々な形での拘留期間中に自己反省を積み重ね、今回の判決に至るまでの証言を目にしたことで、今ではその影響がはっきりと理解できました」と語りました。同日には、イラク駐屯中にマニングを分析した軍の心理学者と、逮捕後マニングを21時間に渡り診察した臨床心理学者の証言も行われました。マニングの姉と伯母も証言台に立ち、子ども時代の彼について感動的に語りました。14日も法廷内で傍聴し、これまでもマニング裁判を詳細に取材してきたアレクサ・オブライアン記者に話を聞きます。「ブラッドリー・マニングは政治的意図ではなく、正義感から行動したのです」とオブライアン記者は言います。

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