カイロの大量虐殺:2011年革命以来 最悪の衝突で瀬戸際に立つエジプト

2013/8/15(Thu)
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8月14日エジプトでは、失脚したムハマド・モルシ大統領支持者でいっぱいだったデモ隊の2か所の野営地で治安維持隊による取り締まりが行われ、少なくとも525名の死者が出ました。ムスリム同胞団は、実際の犠牲者数は2000名を越えると主張し、15日にも新たなデモを行う予定です。エジプト軍は今回の取り締りを擁護し、非常事態を宣言しました。3人のゲストに話を聞きます。14日の衝突と死傷者があふれる仮説野営病院の取材をしたデモクラシー・ナウ! の特派員、シャリフ・アブデル・クドゥースと、カイロを拠点とするニュースサイト「マダ・マスール」(Mada Masr)の共同創設者で編集長のリナ・アタラーがカイロから参加します。また、「中東研究と情報プロジェクト」(Middle East Research and Information Project)理事長で、The Journey to Tahrir: Revolution, Protest, and Social Change in Egypt(『タハリール広場への旅路:エジプトの革命、デモ、社会変動』)を共同編集したクリス・テンシングにはワシントンから参加してもらいます。

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