NSAの監視プログラムに超党派で挑むコンヤーズ、マッシー両議員 国家情報長官の辞任を要求

2013/8/2(Fri)
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ワシントンでは政府の国内監視への超党派議員による反対が強まっています。7月下旬、下院はあと一歩のところで、国家安全保障局(NSA)が愛国者法を使って捜査対象でもない個人の電話記録を収集することをやめさせる措置を可決するところでした。この法案は217対205の僅差で否決されました。この修正法案の主要な推進者である2人の議員に話を聞きます。ミシガン州選出の民主党議員ジョン・コンヤーズとケンタッキー州選出の共和党議員トーマス・マッシーです。「最近の連邦議会は党派意識の強すぎが目立ちますが、そんな中でさえも議員たちの中には『もう沢山だ。愛国者法の逸脱だ』とはっきり言う人たちが出てきた」とコンヤーズ議員は言います。マッシー議員は、8月1日にロシアへの一時亡命を認められたNSAの内部告発者エドワード・スノーデンに賞賛を惜しみません。「彼の告発が人類のたどる歴史の進路を変えてくれたのです。彼が暴露したのは米国に対する奉仕です。それがなければ私たちは、この問題についてこうして議論することさえできなかったでしょう」。

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