あなたのEメールをFBIとIRSが令状なしに盗み読み?

2013/5/10(Fri)
記事番号: 
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アメリカ自由人権協会(ACLU)が入手した文書で、連邦捜査局(FBI)と国税庁(IRS)が米国市民のEメールやその他の電子通信を令状なしで閲読しているかもしれないことが明らかになりました。折しも、オバマ政権が政府によるインターネット監視体制の抜本的見直しを検討中というニュースも報じられました。ニューヨーク・タイムズ紙によると、新規則ではインスタントメッセージなどのウェブサービスの利用者の盗聴がより簡単になるそうです。「FBIは考えられるすべての種類の通信を傍受できるようにしたいのです」と、アメリカ自由人権協会の言論プライバシー技術プロジェクトの責任者ベン・ウィツナー弁護士は言います。「FBIの要求は基本的に、全ての民間ネットサービス企業がコードを書き換えて政府の監視強化を可能にすることです……それを達成するために、インターネット全体の機密性を弱めるつもりなのです」

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