ストゥーベンビルのレイプ事件裁判:オハイオ州の少年らに有罪審判 事件を表ざたにした人物が語る
2013/3/18(Mon)
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昨年8月にパーティーで16歳の少女をレイプした罪で、オハイオ州ストゥーベンビルの高校のフットボール選手2人に有罪の審判が下されました。17日、この10代の若者、トレント・メイズとマリック・リッチモンドは、少女に性的暴行を行った非行事実があったとの審判を受けました。目撃者の証言によると、この少女は動いたり話したりできないくらい泥酔していました。この事件は、暴行当夜のソーシャルメディアへの投稿や画像の出現が引き金となり、米国で大きな議論となりました。本日は、犯罪関連ブロガーで、削除される前にソーシャルメディアへの投稿、画像、動画などのスクリーンショットを保存し、決定的な証拠として最初に公開したアレクサンドリア・ゴダードに話を聞きます。ハッカー集団のアノニマスはゴダードの投稿を取り上げ、暴行が行われた夜の衝撃的な映像を公開しました。ゴダードは中傷を理由に訴えられましたが、訴えはその後、退けられたました。その時、ゴダードを代表した弁護士で、米国憲法修正第1条(言論の自由)を専門とするマーク・ランダッザにも話を聞きます。「ゴダードがこれに関するブログを始めなかったら、そしてアノニマスが行動を起こさなかったら、この事件は隠蔽されていたのでしょう」とランダッザは語ります。