ダニエル・エルズバーグ:国防権限法の無期限勾留条項は“憲法への政府による冒涜”

2013/2/5(Tue)
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米国市民を無期限に勾留する権利を政府に与える法律に挑む訴訟の裁判が2月第2週、連邦裁判所で再開します。学者、ジャーナリスト、活動家たちが、2月6日、米軍がテロの容疑者と見なせば、誰であれ、世界中のどこででも、令状も裁判もなしに勾留することができる権限を米軍に与える国防権限法(NDAA)の一条項に反対し、裁判所で口頭弁論を行う予定です。2012年9月の画期的な判決の中で、ニューヨーク南地区のキャサリン・フォレスト判事は、無期限勾留条項は憲法修正第1条と第5条に定められた米国市民の権利を侵害しかねないとして廃止の判決を下しました。この件の原告で、おそらく全米で最も有名な内部告発者であるダニエル・エルズバーグから話を聞きます。エルズバーグは1971 年、ベトナム戦争に関する米国の秘密の歴史を明らかにした国防総省の機密文書ペンタゴン・ペーパーズを公開しました。

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