同性婚からマリファナ合法化まで 選挙日の住民投票で勝利した運動の成果
2012/11/7(Wed)
記事番号:
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大統領選に目を奪われがちですが、総選挙の日は同時に州のレベルでは様々な法案に対する住民投票の日でもあります。2012年の住民投票では、さまざまな州で歴史的な提案が次々と可決されました。結婚権の平等を求める運動は提案された4つの州全部で勝利しました。メイン州とメリーランド州では同性婚の合法化が可決され、ワシントン州では同性婚の合法性を維持するとの決定が改めて可決されました。同性婚を禁止するというミネソタ州での提案も否決されました。メリーランド州民はまた、DREAM法への支持を表明し、在留資格のない移民でも州内出身者であれば優遇学費の適用を受けることができるようになりました。モンタナ州では企業の選挙資金提供に歯止めをかける法案が圧倒的多数で承認され、コロラド州でも同様の措置を求めた州憲法改正を後押しする法案が大差で可決されました。コロラド州とワシントン州では米史上初めて嗜好品としてのマリファナを合法化する歴史的な州法が可決されました。カリフォルニア州では死刑廃止の法案が否決され、また遺伝子組換え食材の表示を義務づける法案も否決されましたが、「三振法」(前科が2回以上ある者が3度目の有罪判決をうけた場合、犯した罪の種類にかかわらず終身刑とする)を、非暴力事犯に関しては厳格に適用しないという別の法案が承認されました。カリフォルニアではまた、労働組合の政治的影響力を制限する内容の法案が否決されています。3人のゲストを迎えています。住民投票戦略センター(Ballot Initiative Strategy Center)事務局長のジャスティン・サーバー、全米黒人地位向上協会(NAACP)会長のベン・ジェラス、放送番組ホストで作家のローラ・フランダーズです。