ロムニーと「死の部隊」との繋がり:ベイン起業時にエルサルバドル虐殺の関係者も大金を投資

2012/8/10(Fri)
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共和党の大統領候補ミット・ロムニーは、プライベート・エクイティ会社ベインキャピタル起業時に、エルサルバドルで大量虐殺に関わった中央アメリカの少数特権階級から資金提供を受けていたことが新たに発覚し、問題になっています。設立当初ベインに投資が思うように集まらず、ロムニー候補は1983年マイアミに出張し、創業資金の4割に当たる900万ドルの出資を確保しました。マイアミの投資家の中には、80年代のエルサルバドルで数万人を虐殺した死の部隊に深いかかわりを持つ有力一族の者もいました。ハフィントン・ポストのライアン・グリム記者にお話を聞きます。グリム記者は最新記事「ミット・ロムニー ベインキャピタル起業時に死の部隊関係者より資金を受け取る」で分析調査の結果を発表しています。「問題の有力者たちを"調べた"(ロムニーの選挙陣営の表現です)といいますが、1984年にそれをして、このカネがクリーンだと判断したなんて、ありえない話です」とグリム記者は語ります。

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