司法省前で数百人が抗議 連邦政府にムミア・アブ=ジャマール有罪判決の背後にある人種差別の調査を求める

2012/4/25(Wed)
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元死刑囚ムミア・アブ=ジャマールは死刑判決は破棄されたものの有罪判決は維持されているため未だ収監中です。彼の58歳の誕生日である24日、支持者たち数百人がワシントンDCの司法省前で事件への連邦政府の調査を求めて抗議活動を行いました。アブ=ジャマールは数十年にわたり、自分がフィラデルフィアの警官ダニエル・フォークナー殺害事件で有罪となったのは、公判判事と検事たちの人種差別によるものだと主張しています。昨2011年、第3連邦巡回控訴裁判所は彼に死刑を言い渡すことになった一審で陪審員たちへの指示が混乱を招くようなものであったため、終身刑ではなく死刑を選択するよう誘導されたと認定し、死刑判決を破棄するという下級裁判所の判定を支持しました。今年1月、アブ=ジャマールは独房から一般房に移されています。アブ=ジャマールの弁護士であるジュディス・リッターに法的な最新状況を聞きます。その後にアブ=ジャマールと電話で直接話します。

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