ノルウェー人で平和と紛争学の先駆者ヨハン・ガルトゥングが語るノルウェーの大量殺人事件とアフガニスタン戦争

2012/4/17(Tue)
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4月17日は、2011年夏に77人を殺害した反イスラム教徒過激派のノルウェー人アンネシュ・ベーリング・ブレイビクの公判の2日目です。ブレイビクは2011年7月にオスロの政府庁舎で自動車爆弾を仕掛けて8人を殺害し、その後ノルウェーの与党労働党が主催するウトヤ島での夏期青年部集会での乱射で69人を殺害したことで裁判にかけられています。ブレイビクは初公判の日、殺人を行ったことは認めましたが、刑事犯罪を犯したことについては否認しました。彼は拳を握って前方に突き出す敬礼をし、自分はイスラム教徒から自分の国を守るために行動したのだと述べました。後に審問の際に検察官が、ブレイビクが乱射の直前にユーチューブに投稿した反イスラムの映像を見せると、ブレイビクは泣き出しました。ノルウェーで公判が続く中、ノルウェーの社会学者、また数学者で、平和と紛争学の分野を切り開いた主要人物として知られるヨハン・ガルトゥングに話を聞きます。ブレイビクの攻撃があった時、彼の孫娘はウトヤ島にいました。

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