元海兵隊員が自宅で射殺された事件 警察の他の不法行為が続々と報告される中 大陪審が事件の調査を開始

2012/4/11(Wed)
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明日12日はケネス・チェンバレン・シニアの誕生日です。彼はニューヨーク市北郊のホワイトプレインズにある自宅で誤って自身の緊急医療呼び出しボタンを押してしまい、通報で駆けつけた警察に自宅内で射殺された元海兵隊員の男性です。明日69歳になるはずでした。本日、大陪審が開かれ警察側に犯罪事実がないかを調べるため証拠の審査が始まります。ケネス・チェンバレンの息子さんケネス・チェンバレン・ジュニアと家族の代理人の弁護士メイヨ・バートレットおよびアブドゥルワリ・ムハンマドに話を聞いた最近のインタビューの後半を放送します。バートレットはこの事件の最新状況を話すとともに、ホワイトプレインズで起きた警官による他の不法行為とみられるケースを紹介します。その中には軽犯罪で調書を取られた後で警官に殴られたというケースもあります。「警官は彼らの頭に実際にフードをかぶせるのです。アブグレイブ刑務所でリンディー・イングランドが被虐待者たちの頭にフードをかぶせたのと似たようなやり方です。そうしておいて彼らに反ムスリム、反アラブの暴言を浴びせかけるわけです。ホワイトプレインズ市警察本部が、です」とバートレットは話します。彼はホワイトプレインズのあるウエストチェスター郡の郡検察事務所で人種などの偏見犯罪班の主任を務めていた他、同郡人権委員会の議長もしていました。

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