ロムニーが予備選連勝 苦境のウィスコンシン州知事は共和党候補たちを避ける
2012/4/4(Wed)
記事番号:
1

ミット・ロムニーが3日に行われたウィスコンシン州、メリーランド州、ワシントンDCの共和党3予備選でいずれも勝利しました。ウィスコンシンの州都マディソンからネイション誌のジョン・ニコルズに話を聞きます。彼は選挙戦が進むにつれてロムニーがより右翼路線へと方向転換したと指摘しています。ウィスコンシンではロムニーは、苦境に立つスコット・ウォーカー知事の反組合政策に同調しました。「ロムニーはスコット・ウォーカーと一緒の写真にこそおさまっていませんが、多くの場面で『大手組合のボス』を攻撃し、大統領になった暁には労働者の権利を剥奪したいなどと、スコット・ウォーカーと同様の発言をしています」とニコルズは言います。彼はまた、連邦下院予算委員会議長ポール・ライアン(共和党、ウィスコンシン州選出)が立案し、先週連邦下院を通過した予算案をロムニーが支持していることについても話します。この予算案は国内政策プログラムの大幅削減を含み論争の的となっています。
