流出の影響不明にも関わらずディープウォーターの掘削再開 「流出原油を片付けるのではなく隠しているだけ」

2011/4/20(Wed)
記事番号: 
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流出された原油の回収作業に使われた化学分散剤が海洋環境を破壊し、絶滅の危機にある海洋生物たちに影響を及ぼしているのではないかと多くの科学者たちがいまも懸念しています。「かつて経験したことのない信じがたい規模の化学物質の混合物が海にぶちまかれている」と言うのは本日のゲスト、生物多様性センター(Center for Biological Diversity)理事長のキアラン・サックリングです。一方、BPの原油流出事故の余波で作業停止措置がとられていたメキシコ湾の海底石油掘削事業に対し、連邦政府はこのほどその再開第1号の許可を出しました。

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