シリアの都市ホムスで抗議者らが発砲を受ける中、同国が非常事態法を解除
2011/4/19(Tue)
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シリア警察は4月19日、シリアの都市ホムスの中央広場を占拠していた数千人の反政府デモ隊に発砲し、催涙ガスを浴びせたと報じられています。4月18日の月曜日、週末に殺害されたおよそ25人の活動家の葬儀が終わると、1万人を超える抗議者が広場に集まりました。デモ隊は、長年続くシリアの非常事態法の即時解除、政治犯の釈放、バッシャール・アサド大統領の即時退任を求めました。一方、内部告発サイトのウィキリークスが新たに公表した外交公電は、米国によるシリアの反体制グループと活動家への極秘に資金提供が少なくとも2005年から行われていたことを明らかにしました。ジョージメイソン大学中東研究プログラム主任のバサム・ハダドから話を聞きます。
