複数の州で「驚くほど配慮と審議を欠いて」死刑で使用する新たな致死薬を選択

2011/4/5(Tue)
記事番号: 
3

4月5日の夜、テキサス州は、予定されている死刑囚クレーブ・フォスターの死刑執行で初めて、新しい死刑薬を使う予定です。多くの州と同様に、鎮静剤のチオペンタール・ナトリウムが不足しているため、同州は致死注射の過程を実験しています。同州では苦痛を無くし、筋肉を弛緩させ、心臓を停止させる目的で3薬を混合したカクテルを用いています。その中の鎮静剤を選ぶ上で、州の刑務所職員が、医療専門家に相談することなく新聞記事に頼って代替薬としてペントバルビタールを選んでいたことが明るみに出るまで、新しい刑執行方法は秘密にされていました。米麻薬取締局は4月1日、不法に輸入された疑いがあることから、ケンタッキー州とテネシー州に対して薬物の供給を引き渡すことを要求しました。テキサス州の新しい死刑薬について詳細を得るために提訴したオースティンのモーリー・レビンに話を聞きます。ワシントンDCの死刑情報センター(Death Penalty Information Center)の本部長リチャード・ディーターからも話を聞きます。

共有します