調査報道「記念病院の死の選択」、カトリーナ襲来直後の病院で起きた患者安楽死

2009/8/31(Mon)
記事番号: 
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ハリケーン「カトリーナ」の被災から前週末で4年をむかえました。ハリケーン襲来後には多くの悲劇な起きましたが、そのうちの1つについて、新たな痛ましい事実を明らかにする本格的な調査が発表されました。ニューオリンズ記念医療センター(New Orleans Memorial MedicalCenter)では、カトリーナによる洪水で電力の供給が停止した後、数日間のうちに45人の患者が死亡しました。「記念病院の死の選択(The Deadly Choices at Memorial)」と題された約1万3000ワードの長文記事では、死亡した患者の一部の身に起きたことが詳述されています。2年半もの調査期間を費やして執筆されたこの記事は、今週発売の米紙ニューヨーク・タイムズ日曜版の特集記事となっています。調査報道ウェブサイト、プロプブリカのシェリー・フィンク記者に話を聞きました。

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