カシミールでは、24日、インドの治安部隊が抗議する群衆に向かって発砲し催涙ガスを投げたため、抗議者がまた一人殺害され、50人にのぼる負傷者が出ました。住民の話では、インドの部隊が地域を急襲し、人々を殴りカシミール独立に関する会合を主催していたテントを破壊したため、デモ隊との衝突になりました。カシミールでは、インドの治安部隊がカシミール独立派の重要な指導者を殺害したことをきっかけに、7月8日にインドに反発する抗議がわき起こり、以来、70人近くが死亡しています。24日には、インドの内務大臣が抗議行動を鎮めるべく、2日間にわたるカシミール訪問へと旅立ちました。死亡者の中には、インド軍により拘置中に殴打されて死亡した30歳の教授も含まれています。ほかにも大勢が、自宅で治安部隊により殴打されたと報じられています。最近、カシミールに関して「世界最悪のホットスポットのひとつで炸裂している死の暴力」("Deadly Violence Erupts in One of the World’s Most Dangerous Hotspots.")と題する記事を書いたヴィジャイ・プラシャドに話を聞きます。