前週、全米で最も歴史があり、また最大規模の公民権運動団体であるNAACP(全米黒人地位向上協会)の創立100周年記念式典が開催されました。式典の最大の注目は、16日夜にハーレムで行われたオバマ大統領の演説でした。就任後初の人種問題に関する重要な演説に多くの聴衆が集まりました。番組では長年 NAACP代表を務めているジュリアン・ボンドと、歴史家でLift Every Voice: The NAACP and the Making of the Civil Rights Movement(『すべての声に耳を傾けて:NAACPと公民権運動の成立』)の著者でもあるパトリシア・サリバンをゲストに迎えて、NAACPの歴史と今後の展望について話を聞きました。