デイリーニュース

  • イランのウラン濃縮を威嚇する一方で、ブッシュ大統領がサウジに濃縮ウラン供給を約束

    ブッシュ政権は、原子炉用の濃縮ウラン供給などでサウジアラビアの原子力計画を支援することを約束しました。この合意は、先週ブッシュ大統領がサウジを訪問したときに発表されたものです。ブッシュは、サウジの原油を保護する米国の新たな支援についても確約しました。
    dailynews date: 
    2008/5/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • クラスター爆弾禁止を目指す国際会議に米国は不参加

    アイルランドのダブリンで5月19日、2 週間にわたる「オスロ・プロセス」ダブリン会議が開幕し、100カ国以上の代表が集まりました。同会議では、クラスター爆弾の使用を禁止する国際条約締結を目指しています。しかし、歴史的に世界で最もクラスター爆弾を生産、備蓄、使用している米国は、この交渉には参加しません。また、クラスター爆弾の主要生産国であるロシア、中国、イスラエル、インド、パキスタンも欠席しています。

    dailynews date: 
    2008/5/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 国連武器査察官だったハンス・ブリックスが語るイラク戦争へ突き進んだ米国  対イラン攻撃の恐れ  そしてさらなる惨事を避けるための世界規模の核廃絶について 

    ブッシュ政権によるイラクの大量破壊兵器保持の主張が、米議会や 米国民そして国際社会に対するイラク開戦の重大な根拠でした。対 イラクの国連武器査察官だったハンス・ブリックスはその流れの渦 中の人物でした。イラク侵攻前の2000年3月から2003年6月に かけて、彼は国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)の委員長として 500カ所700回の査察を監督していました。ブリックスは現在 はスウェーデン政府の大量破壊兵器委員会の委員長です。彼の最新 刊が出たところです。タイトルはWhy Nuclear Disarmament Matters(『なぜ核軍縮が重要なのか』)。スウェーデンのストック ホルムから彼に登場してもらいます。
    dailynews date: 
    2008/5/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 味方の弾に倒れた米陸軍特殊部隊員で元NFLスター選手パット・ティルマンの母メアリー・ティルマンが語る 軍による事件の隠蔽を追求し続けた4年間

    パット・ティルマンは、全米フットボール連盟(NFL)からの多額の契約更新のオファーを断り、9.11後に米陸軍に志願しました。2004年4月22 日、ティルマンは従軍中にアフガニスタンで戦死しました。米陸軍は、ティルマンが味方の陸軍特殊部隊員らを守るため、敵に向かって丘を駆け上がっているところを撃たれたと説明しました。しかし、その説明は事実ではありませんでした。ティルマンは、味方の射撃によって死亡したのです。さらに、軍は事件から数時間後にそのことを把握していたにもかかわらず、事実を認めるまでに5週間もかかりました。数回にわたる調査が行われ事件から4年が経ちましたが、ティルマンの家族は母メアリーが中心となり、今でも何が本当に起きたか真実を求め続けています。メアリー・ティルマンは、未検閲政府文書の検証と、息子の死に対する政府の謝った説明を是正する4年間の努力を記した本を出版しました。タイトルは、Boots on the Ground by Dusk: My Tribute to Pat Tillman(『黄昏の戦場に残されたブーツ;パット・ティルマンに捧げる』)です。

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    2008/5/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ジョン・キューザックの最新映画 War, Inc.(『戦争、請け負います』)がおちょくるイラク戦争の裏の腐敗とボロ儲けと思い上がり

    ジョン・キューザックが新作 War, Inc.(『戦争、請け負います』)について語ってくれました。近ごろのハリウッドがとんと扱わなくなった問題、つまりボロ儲けの手段としての戦争、傭兵問題、政治腐敗、そして米軍お抱えジャーナリズム等々を描いているコメディです。この政治風刺ドラマの主人公はジョン・キューザック演じるブランド・ハウザー、中東の石油王を暗殺するために架空の国家トゥラキスタンに送り込まれる雇われ殺し屋です。ハウザーを雇ったのはダン・アクロイド演じる米元副大統領が経営する秘密の戦争請け負い営利企業タマリアンです。また、このデモクラシー・ナウ!の記者でもあるジェレミー・スケイヒルとも話をします。彼はベストセラー Blackwater: The Rise of the World’s Most Powerful Mercenary Army(『ブラックウォーター 世界最強の傭兵軍の勃興』)の著者です。

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    2008/5/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • フアン・ゴンザレス報告 プエルトリコ予備選とNY市の中学生たちの共通テスト反対ボイコット

    フアン・ゴンザレスが問題含みのプエルトリコ予備選についてリポートします。プエルトリコでは有権者たちは指名争いでの候補者選定に投票はできるのですが、本選挙では投票権がないのです。もう一件はニューヨークのサウスブロンクスでの注目すべき抗議行動についてです。ある中学校で、160人以上の生徒たちが3時間の共通テスト受験をボイコットしたというのです。

    dailynews date: 
    2008/5/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 貧困黒人地区での汚泥散布による鉛毒中和実験 ジョンズ・ホプキンズ大が反論

    子供たちの体内の鉛毒を薄められるかどうかを実験するため、米政府予算で2000年に貧困黒人居住区の土地に下水の汚泥がまかれたというAP通信のニュースは4月23日にこの番組でもお伝えしました。議会議員やNAACP(全米黒人地位向上協会)などから調査の要求が強まる中、ジョンズ・ホプキンズ大学のブルームバーグ公衆衛生学部の学部長マイケル・クラッグ博士とロチェスター工科大学の名誉教授キャロライン・スナイダー博士に討論してもらいました。
    dailynews date: 
    2008/5/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 戦没者追悼記念日特番 「冬の兵士」 イラク&アフガニスタン帰還兵ら連邦議会で証言

    イラク、アフガニスタン両戦争の帰還兵が米連邦議会で5月、戦争の恐怖について目撃証言を語りました。3月にメリーランド州シルバースプリングで4日間にわたり行われた「冬の兵士」集会には、200人以上の帰還兵らが集まり、イラクとアフガニスタンで起こっている不正について、自分たちが見たことを語りました。今回「冬の兵士」たちは、戦争と占領の人的コストについて、議会でそれに対処すべき役にある人々を前に問題提起しました。

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    2008/5/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「偉大なる南西部の黄金の声」:伝説的フォーク・ミュージシャンで活動家のユタ・フィリップス(1935年~2008年)

    伝説的なフォーク・ミュージシャンで、平和と労働の活動家でもあったユタ・フィリップスが享年73で逝きました。ユタ・フィリップスは自らが「交易」と呼んだ演奏活動を、過去約40年以上にわたって、米国、カナダ、ヨーロッパで休むことなく続けてきました。 労働組織者の息子でもあったフィリップスは、生涯にわたって、通称Wobbliesと呼ばれる世界産業労働者組合の組合員でもありました。彼は10代のときに家を出て、ホーボー(19世紀後半から1930年代の不景気の時代に仕事を求めて渡り歩いた貧しい労働者を指す)として生活しながら、自らの体験を歌にして表現しました。1956年には軍隊に入り、朝鮮戦争に従軍。後に彼はこの時の経験を人生の転換期だったと振り返っています。また、1968年には、ユタ州の平和自由党の候補者として米国上院に立候補しました。フィリップスはカリフォルニア州のネバダ・シティで、全米に配信されるフォークミュージックのラジオ番組を始め、過去21年間ネバダ・シティで暮らしていました。彼は、ホスピタリティ・ハウスというホームレスのためのシェルターやピース・アンド・ジャスティス・センターといった組織も創設しました。本日は2004年1月のフィリップスとのインタビューを時間一杯再放送します。
    dailynews date: 
    2008/5/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 世界的に著名な医師ポール・ファーマー 利益主導の医療システムを批判  20年以上世界の貧困地域にヘルスケアを提供

    ポール・ファーマーは普通の医者とはちょっと違います。世界の最貧困地域の患者に医療を提供するだけでなく、医療システム全体に挑戦しています。 ファーマー医師は20年以上前、ハイチ中心部で無料医療を提供する「パートナーズ・イン・ヘルス」を共同創設しました。同団体は、今ではハイチをはじめ世界8カ国で、HIV/AIDS、結核、マラリアまたその他の疾病のケアを提供しています。今日はファーマー医師と一時間、彼の仕事、非凡なバック・グラウンド、そして社会的正義としてのヘルスケアについてお話しします。

    dailynews date: 
    2008/5/28(Wed)
    記事番号: 
    1

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