デイリーニュース

  • 新たなマッカーシー旋風:トランプとスタイン ウィキリークスをロシアと結びつけようとするクリントン陣営  グリーンウォルドが批判 

    ピュリッツァー賞受賞記者グレン・グリーンウォルドは、民主党は「冷戦時代のマッカーシーまがいの論調」を使い「批判者の多くはロシアとつながっている」と難癖をつけていると言います。「クリントン一派に異を唱える人は、何らかの形でロシアのエージェントだとひっきりなしに言いつのるという戦法を使うのです。実際には、クリントン一派こそロシアと大いにつながっているのですが。というのも、クリントン財団とビル・クリントンはロシアの企業が世界各地でウラニウム産業を買収するのに手を貸しています。ビル・クリントンはロシアから多額の講演料を受け取ってきました」と言うのです。

    dailynews date: 
    2016/8/31(Wed)
    記事番号: 
    5
  • グレン・グリーンウォルド: 7 カ国を爆撃したオバマを軍事不足と評する クリントン

    ピュリッツァー賞受賞記者グレン・グリーンウォルドがヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの外交政策について検証します。「オバマ大統領は非常に軍事的です。この 7 年間で、イスラム教徒が多数を占める 7 カ国に爆撃を行いました。にも関わらず、国務長官だったクリントンはオバマの外交政策をことあるごとに批判し、攻撃が不十分だ、軍事的措置が足りないと言い続けました。とりわけシリアでは、米国をもっと直接的に紛争に介入させ、いまよりずっと攻撃的になりたくてうずうずしています」とグリーンウォルドは言います。

    dailynews date: 
    2016/8/31(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 上院予備選でマケインとルビオがトランプ支持候補に勝利 ワッサーマン・シュルツも勝利

    注目を浴びていた上院予備選で共和党上院議員ジョン・マケインがアリゾナ州でマルコ・ルビオがフロリダ州で、それぞれドナルド・トランプを支持する 2 人の共和党立候補者に勝利しました。マケインが破ったケリー・ワードは医師で前州議会上院議員、ルビオに敗北したカルロス・ベルフは富豪のディベロッパーです。ルビオは 11 月の選挙で、民主党候補のパトリック・マーフィーと票を競うことになりますが、この選挙は今年の上院議員選で最も高額な金が動く選挙のひとつになると予想されています。30 日の予備選でマーフィーは、離婚した妻への家庭内暴力を非難され重要な支持者を失っていた現職下院議員アラン・グレイソンに快勝しました。フロリダ州では他に、民主党下院議員デビー・ワッサーマン・シュルツが、バーニー・サンダース上院議員の支持を得た革新派候補ティム・カノバに勝利しました。深夜直前にカノバは報道関係者に向け、「企業の手先、デビー・ワッサーマン・シュルツが勝利した」と敗北を認める談話を行いました。デモクラシー・フォー・アメリカ(Democracy for America)のジム・ディーン会長から上院予備選の詳細について話を聞きます。

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    2016/8/31(Wed)
    記事番号: 
    3
  • トレイボン・マーティンとマリッサ・アレグサンダー両事件を担当したフロリダ州検事 州選挙で敗北

    フロリダ州で再選を求めていたアンジェラ・コーリー州検事が敗北しました。コーリーは、アフリカ系アメリカ人のティーンエージャー、トレイボン・マーティンを白人自警団員のジョージ・ジマーマンが殺害した事件や、虐待的な夫を威嚇するために(壁に向けて)発砲したという本人の申し立てにもかかわらず禁固20 年の判決を受けたマリッサ・アレグサンダーの事件など、大きな話題を呼んだいくつかの事件を担当し批判の的になっていました。フリーランスの記者ビクトリア・ローから詳細を聞きます。ネイション誌に掲載された最新記事は、「反撃したマリッサ・アレグサンダーが今なお刑を科されているのはなぜか」("Why Is Marissa Alexander Still Being Punished for Fighting Back")です。

    dailynews date: 
    2016/8/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 英雄か殺人犯か? 15 歳のブレシャ・メドウズ 虐待的な父親を殺害し 終身刑に直面

    虐待的な父親を射殺した少女が終身刑に直面していることを受け、全米各地で、家庭内暴力サバイバーへの処遇をめぐる激しい抗議が起きています。14 歳のブレシャ・メドウズは7 月 28 日、就寝中の父親ジョナサン・メドウズの頭部に銃弾を発射し殺害した容疑を受けています。そのわずか 2 ヶ月前に、ブレシャは家出し、親戚に「父親が母親を殴り、家族全員を殺すと脅している」と話していました。報道によれば、ブレシャの父親は妻であるブレシャの母親に対し、肋骨骨折、血管裂傷、目の周りに青あざ、身体に切り傷を負わせるなど、日常的に暴力をふるい、家族の暮らしを生き地獄にしていました。ジョナサン・メドウズの兄弟達は家庭内暴力の申し立てを否定し、兄はフォックス 8 ニュースの取材で、「虐待など関係ない」とし、妹のリナ・クーパーはその死を「冷徹で計算づく」と評しました。リワイア(Rewire)誌に最新記事「虐待的な父親を射殺して逮捕されたブレシャ・メドウズがこれから直面すること」("What Bresha Meadows, Arrested for Shooting Her Father After Reported Abuse, Faces Next")を書いたフリーランス記者のビクトリア・ローから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 大統領選はハッキングされうるのか? FBIの「速報」警告が2つの州にセキュリティを強化するよう警告

    米国外を拠点とするハッカーたちが2州の選挙のデータベースに侵入したと報じられ、大統領選に至るまでのサイバーセキュリティについて新たな懸念が生じています。ヤフー・ニュースによる新たな調査によると、連邦捜査局(FBI)のサイバー部門は8月初旬に「速報」警告を出し、全米の選挙管理人たちにコンピュータ・システムのセキュリティを強化する新たな対策を取るよう警告しました。この文書に近い情報源はヤフー・ニュースに対し、アリゾナ州とイリノイ州がハッカーによって侵入された2つの州であることを話しました。イリノイ州のハッキングの損害のほうが大きく、ハッカーたちが最大20万人の同州の有権者たちの個人データをダウンロードしたために、選挙管理人たちは7月に10日間、有権者登録システムを閉鎖しなければならなかったと報じられています。ヤフーニュースの主任調査通信員であるマイケル・イシコフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/30(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 討論:バースキー判事の更迭は性的暴行の被害者たちの勝利か、危険な前例か?

    カリフォルニア州の議員たちは8月29日、意識不明の被害者への性的暴行で有罪になった人間の収監を義務付ける法律を可決しました。この出来事と前後して、カリフォルニア州のアーロン・パースキー判事が刑事裁判に関わらないことになったという報道がありました。その前には、同判事が性犯罪者たちに下す判決が手ぬるすぎるという抗議が起きています。パースキーは、ゴミ箱のうしろで意識不明の女性に性的暴行を加えたスタンフォード大学の水泳選手ブロック・ターナーに6カ月の禁錮刑を下したことで、更迭運動の対象になりました。パースキー判事は、長期の服役はターナーに「深刻な影響」を及ぼすことを危惧したと述べました。ターナは白人で、パースキー判事は、似たような犯罪を犯したラテン系の男にはより厳しい判決を下しています。ターナーは6カ月の禁錮刑の半分だけを務め、9月2日にサンタクララ刑務所から釈放される予定です。100万人以上がパースキーを法廷から追い出すことを求める嘆願書に署名しました。しかし、バースキー判事の支援者たちは、司法裁量の行使を基に1人の法律専門家の更迭を求めることは予期せぬ結果を招き、判決に対するより少ない関心と有色人種への否定的な影響につながる可能性があると警告します。さらに詳しく知るために、討論会を放送します。

    dailynews date: 
    2016/8/30(Tue)
    記事番号: 
    3
  • わずか1ドル分の薬しか入ってないエピペン1本に、なぜ我々は300ドルを払っているのか?

    2007年、米国での「エピペン」(EpiPen)の卸売価格は57ドルでした。それから10年も経っていないのに、いまやこの救命薬は300ドル以上します。個々のエピペンには、1ドル分の薬しか含まれていないと報じられています。マイラン社は米国市場をほぼ独占しており、同社がエピペンだけから得ている利益は年間10億ドルにまで急騰しました。一方、マイランの最高経営責任者ヘザー・ブレスチの全報酬は、2007年の約250万ドルから現在の約1900万ドルに急増しました。同薬の値上げに対し、消費者擁護団体「パブリック・シチズン」(Public Citizen)とその支援者たちは8月30日、さらなる値下げを求めてペンシルベニア州キャノンズバーグにあるマイラン社の本社に、約60万人が署名した嘆願書を提出する予定です。「パブリック・シチズン」の「医薬品へのグローバル・アクセス・プログラム」(Global Access to Medicines Program)の代表ピーター・メイバーダクに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/30(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 我々の子供たちの命はこの薬にかかっている:エピペンの価格が400%高騰したことを受け、1人の母親が最高経営責任者に嘆願

    製薬会社大手のマイラン社は、救命薬である抗アレルギー注射薬「エピペン」(EpiPen)の価格のつり上げをめぐり世間の批判を受けていますが、そんな中、この薬のより安価なジェネリック(後発医薬品)版を発売すると発表しました。しかし、消費者擁護者たちは、ジェネリック版の価格はそれでも法外に高く、マイラン社がエピペンを商品化した2007年の価格の3倍だと言います。同社はこの抗アレルギー注射薬の価格を10年未満で約400%引き上げ、これによって製薬会社が市場を独占することで得る力について全米で議論となりました。全米の数百万人の子供と成人は、ハチ刺傷やピーナッツ摂取といったよくある出来事からの致命的なアレルギー反応を和らげるために、ポケットサイズのエピペンを使っています。SmashleyAshley.comというウェブサイトを運営しているアシュレー・アルトマンに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は、このウェブサイトに、マイラン社の最高経営責任者であるヘザー・ブレスチへの公開書簡を投稿しました。

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    2016/8/30(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グリーンウォルド:オリンピックは終わったがブラジル人の怒りと幻滅は収まっていない

    リオデジャネイロでは、試合による負債と財政危機の深まりをブラジル人に残し、五輪大会が閉幕しました。現在の状況について、ピュリッツァー賞受賞のジャーナリストで「インターセプト」共同創設者のグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。グリーンウォルドは最近、調査報道サイト『インターセプト』のブラジル事務所の立ち上げを助けています。

    dailynews date: 
    2016/8/29(Mon)
    記事番号: 
    5

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