デイリーニュース

  • 緑の党の候補者 カリフォルニア州知事選の公開討論会から排除

    12日夜、サンラファエルでの知事候補ジェリー・ブラウンとメグ・ホイットマンによる公開討論の最中に、緑の党の知事候補が討論会場の外で逮捕されました。 ローラ・ウェルズは参加を許可されなかった討論会に入り込もうとして、警察から不法侵入で起訴されました。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • カリフォルニアの知事・上院選過熱 共和党の元CEOがベテラン民主党員に挑戦

    カリフォルニア州知事選は、大統領選でないものとしてはすでに米国史上でもっとも高価な選挙になっています。共和党候補で億万長者の元eBayCEOメグ・ホイットマンは、自身の財産から前代未聞の1億4000万ドルを投じたと報じられています。これは対立候補で、長年にわたるカリフォルニアの政治家で元知事、現州検事総長のジェリー・ブラウンの資金の約14倍に相当します。 一方、カリフォルニア州上院選挙では、ヒューレット・パッカードの元CEOカーリー・フィオリーナが、3期にわたる民主党の現職議員、バーバラ・ボクサーに挑戦しています。 サンフランシスコ・ベイ・ガーディアン紙のティム・レッドマンドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 太陽エネルギーの立役者だった「環境の世紀の英雄」 ヘルマン・シーア(1944-2010)最後のインタビュー

    世界の太陽エネルギー推進の立役者の1人であるヘルマン・シーアが亡くなりました。66歳でした。ドイツの経済学者であり政治家でもあった彼は、ドイツを再生可能エネルギー推進の雄にした功労者のひとりで、世界中に太陽発電の拡大という発想を吹き込みました。ドイツ国会議員を約30年にわたって務め、非営利の欧州再生可能エネルギー協会「ユーロソーラー(EUROSOLAR)」の代表でもありました。1999年、彼は「太陽エネルギーを世界に広めるための不撓不屈の働き」を讃えられライト・ライブリフッド賞を受賞しました。受賞に際して、彼は太陽エネルギーはみんなのエネルギーだと表現していました。先月、私たちはドイツ・ボンでヘルマン・シーアに会っています。それが結果的に、彼の最後のインタビューの1つとなってしまいました。
    dailynews date: 
    2010/10/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • スラヴォイ・ジジェク:欧州で台頭する反移民と極右の政治家たち

    欧州では、移民反対の論理や政策の受け入れが広がっていることに多くの人々が懸念しています。極右による表明のみならず、反移民の傾向は一般社会にも浸透してきました。ドイツ首相アンゲラ・メルケルは前週、自らが党首を務める保守系のキリスト教民主同盟 (CDU)の若手党員の集会で、多文化主義は完全に失敗したと語りました。ドイツの最近の世論調査によると、新たな「総統」の誕生を歓迎すると回答した人が13%に上り、3分の1以上が「外国人が多すぎる」と感じていると回答しました。世界的に著名な哲学者で「文化理論のエルヴィス」ともよばれるスラヴォイ・ジジェクに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2010/10/18(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 石油大手、資金援助を通じて主要大学の研究に影響力

    エクソンモービル、シェブロン、BP、 ロイヤル・ダッチ・シェル、コノコフィリップスは、米国の有力大学でのエネルギー研究を援助するため、過去5年間で何億ドルもの資金援助をしてきました。民間投資は公共投資の減少で生じた資金不足を解消するかもしれません。しかし一方で、センター・フォー・アメリカン・プログレスの新しい報告は、こうした資金援助には、大学の研究計画の乗っ取りやアカデミックの独立性を奪う危険性があると警告しています。最高額の資金援助としては、公的資金の融資を受けているカルフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学、そして ローレンス・バークレー国立研究所に対し、英石油大手BPが5億ドルの資金提供を行っています。
    dailynews date: 
    2010/10/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 隠された戦争死者数:米軍帰還兵の死亡と自殺の急増

    今月までに5700人の米軍兵士がイラクとアフガニスタンで死亡しました。この数字には帰国後、自殺または戦争に関連した問題で死亡した退役軍人は含まれていません。カリフォルニア州の退役軍人および現役兵士たちの最新の調査によると、イラクとアフガニスタンでの死者数よりも帰国直後の死者数の方が3倍多いことが明らかになりました。 ベイシチズン紙とニューヨークタイムズ紙に掲載された報告書によると、35歳以下の退役軍人1000以上が2005年から2008年のあいだに死亡しました。
    dailynews date: 
    2010/10/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • アンジェラ・デイビスが語る刑務所撤廃運動、フレデリック・ダグラス、逮捕から40年、オバマの2年間

    アンジェラ・デイビスは過去40年以上、米国で最も影響力のある活動家で有識者の一人です。1970年代の黒人解放運動の象徴である彼女の、ジェンダー、人種、階級、刑務所などの諸問題に関わる活動は、批判的思考と社会運動に長年にわたって影響を及ぼしてきました。彼女は40年前にFBIの最重要指名手配者トップ10リストに載った逃亡者としての自らの経験から、刑務所撤廃を主張する中心的人物でもあります。デイビスは1969年、共産党員であることと、ソレダド刑務所の3人の黒人囚人の支持運動を先導したことで、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教授職を解雇され全米で注目を浴びました。現在彼女は、大学教授で、刑務所産業複合体を廃止する草の根運動団体クリティカル・レジスタンス(Critical Resistance)の設立者でもあります。彼女は2010年、フレデリック・ダグラス自身が書いた古典『数奇なる奴隷の半生-フレデリック・ダグラス自伝』の新版を編集しました。アンジェラ・デイビスに時間いっぱい話を聞き、彼女の希少な記録映像を放送します。
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    2010/10/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • NAACPの報告書 ティーパーティー派が極右武装集団および人種差別団体と関連

    米中間選挙まであと2週間を切りました。このたび発表されたNAACP(全米黒人地位向上協会)の調査報告で、種々のティーパーティー運動グループが国内の人種差別主義憎悪団体と関連していることが明らかになりました。「ティーパーティー・ナショナリズム」と題されたこの報告は、ティーパーティー派の最も活動的な6組織をそれぞれ分析し、同派の末端と各種の白人至上主義団体、反移民組織、さらには極右の武装集団との関係を明らかにしています。NAACP会長のベンジャミン・トッド・ジェラスと、同報告の著者の1人である人権調査教育研究所所長(the Institute for Research and Education on Human Rights)のレオナード・ゼスキンに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2010/10/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ノーベル経済学賞のスティグリッツ教授: 住宅差し押さえ一時停止と政府刺激策は米経済再生に必須

    オバマ政権が住宅差し押さえの一時執行停止を拒み、緊縮財政策に抗議する動きがヨーロッパを覆う中、本日はノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツとともに米国および世界経済の現状を評価してみましょう。スティグリッツはFreefall: America, Free Markets, and the Sinking of the World Economy『フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか』)の著者で、住宅差し押さえの一時停止要求を支持するとともに、米政府の経済刺激策に反対する者たちは「経済学の基本をわかっていない」と言います。また戦争に関して、スティグリッツはイラクとアフガニスタンでの戦争が「米国史上、初めて完全にクレジットカードでまかなわれている戦争だ」と表現しています。

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    ★ ニュースレター第39号(2011.4.28)

    dailynews date: 
    2010/10/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • シカゴ 小学校取り壊し阻止のため保護者が校舎を占拠

    シカゴのウイッティアー小学校のフィールドハウス(運動場に付属した更衣室や用具室がある建物)の取り壊しを阻止するため37日間にわたって当の建物を占拠していた保護者グループと、シカゴ公立学校委員会との間で予備交渉が成立しました。シカゴ公立学校委員会は図書館の建設と、フィールドハウスを取り壊さずに建物を現地の保護者協会に賃貸することに合意しました。 デモクラシー・ナウ!のジャイサル・ヌーアのレポートと、シカゴの地域社会活動家セシル・キャロルに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/21(Thu)
    記事番号: 
    3

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