デイリーニュース

  • ハイチからの報告:救助道具、食糧と水が不足 救援を求める必死の呼びかけ

    12日の地震で市の大半が瓦礫と化したポルトープランスでは、10万人近くが死亡し、数万人が家を失いました。14日朝現在、ハイチには救援がほとんど届いていません。救援物資を乗せた飛行機が米国、EU、カナダ、ロシア、ラテンアメリカからまもなく到着すると伝えられています。ポルトープランスから独立系ジャーナリスト、アンセル・ハーツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「絶え間のない叫び声」:大地震に襲われたハイチ、懸命の生存者捜索が続く

    マグニチュード7.0の大地震に襲われたハイチで、死亡者数が上昇しています。街頭には遺体が横たわり、瓦礫の下からは救いを求める人々の叫びが続いています。状況が悪化している一方で、救援はまだほとんど届いていません。死亡者数は確実に数万人にのぼりますが、10万人を超す可能性もあります。番組では、地震発生時に家族連れで滞在中だったポルトープランスのホテルで負傷者救助の手伝いを続けている米国人の若者に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • NBAで唯一のハイチ生まれの選手サミュエル・ダランベールが救援活動支援で10万ドルを寄付

    米バスケットボール協会(NBA)でただ1人のハイチ生まれの選手でフィラデルフィア・セブンティシクサーズのスターティング・センターであるサミュエル・ダランベールがハイチ救援基金集めに動いています。彼はサミュエル・ダランベール基金の創設者でもあり、同基金はいま国連児童基金(ユニセフ)や赤十字、フィード・ザ・チルドレンとともに彼の母国への人道援助を支援しています。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「ハイチの民主制度破壊はブッシュの責任」──米救援活動共同議長へのブッシュ指名に物申す

    国際人権団体「トランスアフリカ」の創始者であり、An Unbroken Agony: Haiti, from Revolution to the Kidnapping of a President(『終わらない苦悩:ハイチ、革命から大統領誘拐まで』)の著者であるランダル・ロビンソンに話を聞きます。オバマ大統領が前職、元職のジョージ・W・ブッシュとビル・クリントンに米国のハイチ救援活動の共同議長を指名したことについて、ロビンソンは「ブッシュはハイチの民主制度の破壊に責任がある……クリントンは労働搾取工場を推進するような経済発展計画の導入を押し付けた……もっとも、それはいま問題にすべきことではない。いま大切なのはいのちを救うことだ」と言います。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 南アフリカ亡命のアリスティド大統領 「悲惨から貧困でも威厳を持った状態へハイチを再建させたい」と帰国希望

    失脚した前大統領のジャン・ベルトラン・アリスティドが14日、亡命先の南アフリカで発言しました。「私たちはいま心底ほんとうにハイチにいなければならないと感じている。ハイチの人々とともに死者が増えるのを防ぐために最善を尽くしていたいのだ」「私たちの方では、今日でも明日でもいつ何時でも帰還の準備はできている。ハイチの人々に合流しその苦難を分かち合い、悲惨から、貧困でも威厳を持った状態に国家再建の手助けをしたい」
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 地震を生き延びても死の危険 救援物資のハイチ到着遅延で

    ハイチへの人道支援物資の供給が滞っています。インフラが破壊され、道路も遮断されて交通・連絡網が寸断されているせいです。12日の大地震を生き延びた人たちの多くがいま死に瀕しています。きれいな水、食糧、医療物資がとにかく早急に必要です。街ではいたるところに死体が転がっています。赤十字は遺体収容袋が底をついていると言っています。ポルトープランスの赤十字は死者を5万人と推定しています。ハイチの総人口の3分の1にあたる300万人の人々が負傷したり家を失ったりしています。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)

    本日はマーティン・ルーサー・キング・デーで祝日になります。キング牧師は81年前の1929年1月29日に生まれ、1968年の4月4日に、テネシー州メンフィスにあるロレイン・モーテルで暗殺されました。39歳という若さでした。キング牧師は公民権運動の指導者として人々の記憶に残っていますが、その一方で貧困問題とも戦い、「貧者の行進」を組織して経済的正義の問題に取り組みました。また、米外交政策とベトナム戦争に対する厳しい批判者でもありました。キング牧師が1967年の4月4日にニューヨークのリバーサイド教会で行った演説「ベトナムを越えて(Beyond Vietnam)」、そして、暗殺される前夜の1968年4月3日に彼が行ったスピーチ「私はあの山頂に登った(I Have Been to the Mountain Top)」をお届けします。
    dailynews date: 
    2010/1/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハイチのフェミニスト指導者ミリアム・メルレ(1953年‐2010年)

    最後にお届けするのは、ハイチの政治活動家ミリアム・メルレ死去という悲しいニュースです。彼女は1月12日、倒壊した自宅のがれきの下敷きになって死亡しました。ミリアム・メルレはハイチの女性省の主席補佐官で、レイプが政治的手段として使われている状況に国際的注目を集めることに尽力した急進的フェミニストです。ミリアムをよく知る脚本家で活動家のイブ・エンスラーから話を聞き、2008年にミリアムが女性支援団体Vデイで演説した際の映像を放送します。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 「ハイチはガザのようだ」:シャリフ・アブドゥル・クドゥースが語る地震1週間後のハイチ

    シャリフは、ハイチ人は国連の地震生存者たちへの対応にますます不満を募らせていると報告しています。「国連はコミュニティの人々と交流を図っていない」と彼は言います。「国連は、ポルトープランス周辺地域での効率的な援助の分配を可能にする人々と協力して行動していないのです」。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「ハイチは根幹を揺るがされている」:エイミー・グッドマンがポルトープランスから報告

    「ハイチはポルトープランスとその周辺一帯でたくさんの爆弾が爆発したかのように破壊されています。そこには救助の手が全く届いていません」。ポルトープランスから離れて地震の震源地に向かうエイミー・グッドマンはこう報告しています。「死臭が空気中に漂っています」。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    4

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