デイリーニュース

  • ヒューストンで石油化学産業が有毒汚染物質を大気中に排出 環境危機が進行中

    ハリケーン「ハービー」がもたらした被害はいまも続き、テキサス州とルイジアナ州では、これまでに少なくとも30人の死亡し17,000人以上の人々が避難所に身を寄せています。米国で史上最多の降雨量が記録される中、数十万人が避難命令を受けました。テキサスでは、ヒューストンが位置するハリス郡の3分の1が、現在、冠水しています。ヒューストンでは、0時から午前5時までの夜間外出禁止令が出ています。エクソンモービル社によると、少なくとも同社の2つの石油精製所が被害を受け、数千ポンドという大量の化学物質が、大気中に放出されました。テキサス州クロスビーの住民は、「ハービー」による損害で化学工場が爆発する危惧があるため、避難中です。シエラクラブの「汚れた燃料を超えて(Beyond Dirty Fuels)」キャンペーンとテキサス環境正義提言サービス(t.e.j.a.s)で活動するブライアン・パラスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/30(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「ハービー」直前 トランプ政権が新規インフラへの気候変動対応規制を撤廃

    トランプ大統領は2週間前の8月15日、オバマ時代の規制を撤廃する大統領令に署名しましたが、そのことはあまり注目されていません。この規制は、病院など連邦のインフラ建設計画に、増大する洪水など気候変動の影響への科学的予測を考慮することを求めるものでした。批評家たちは、今回の撤廃は、ハリケーンや、「ハービー」「サンディ」「カトリーナ」などの巨大暴風雨によって生じる損害に米国のインフラをさらすことで、より多くの人々の生死に関わることになるだろうと言います。オバマの大統領令は、珍しく保守派と進歩派の双方の団体から称賛された気候変動政策でした。トランプはこの撤廃を、いまや悪評判の定着したトランプタワーのロビーでの記者会見の最中に発表しましたが、トランプによるバージニア州シャーロッツビルでの暴力的な集会の背後にいる白人至上主義抗議者を擁護する発言のせいで、すっかり影が薄くなってしまいました。ネイション誌の政治記者ジョン・ニコラスに話を聞きます。彼の新刊Horsemen of the Trumpocalypse: A Field Guide to the Most Dangerous People in America(『トランプ黙示録の騎士:米国で最も危険な人物たちの観察図鑑』)は8月29日に発売されます。

    dailynews date: 
    2017/8/29(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 南アジアの一部を覆った気候変動と関係のある「壊滅的な」洪水で1200人が死亡

    バングラデシュ、ネパール、インドでの洪水で、8月一ヶ月で1200人以上が死亡しました。2017年のモンスーン・シーズンは南アジアの広い地域に浸水する集中豪雨をもたらし、何万もの家や学校、病院を破壊し、最大で4000万人に影響を与えました。複数の救援組織は、これはここ数年で最悪の局地的人道的危機の1つで、数百万人が深刻な食糧不足と、汚染された洪水による病気に直面していると警告しています。南ネパールの洪水の被害者たちは、すべてを失ったと話してます。「窮乏との戦い」(War on Want)の代表であるアサド・レーマンに話を聞きます。彼は10年以上にわたって気候変動問題に取り組んできました。

    dailynews date: 
    2017/8/29(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ヒューストンの移民たちが直面する3つの危険:洪水、人種差別的なテキサスの法律SB4、DACAを失う可能性

    ハリーケーン「ハービー」の影響が広がっていくなか、ヒューストンに滞在する約60万の書類を持たない移民を脅かす市民生活の危機が起きるかもしれません。トランプ大統領は早ければ8月29日にも、ヒューストンに住む約8万5000人と全米の約80万人に法的身分を付与している「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)を終わらせると発表する可能性があります。このステータスなしでは、多くの住人たちは働くことができず、被災後、生活を立て直すこともできなくなります。移民にとっての問題をさらにややこしくしているのは、9月1日以降、テキサス州が「聖域都市」を公式に非合法化し、警察署長や市の役人たちに対し、彼らが移民たちを強制送還する手助けをしないなら刑事制裁や罰金を科すと脅していることです。「上院法案4」(SB 4)として知られるこの法律に対する異議が法廷で争われていますが、連邦判事は施行の可否についての判決をまだ下していません。これにより、多くの移民たちが洪水の最中、拘束や強制送還を恐れて助けを求めに出てこないかもしれないという懸念が起こっています。

    dailynews date: 
    2017/8/29(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハリケーン「ハービー」:誰が気候変動の割を食うかは郵便番号と人種で決まる 

    ハリケーン「ハービー」が、12以上の石油精製所の拠点であるヒューストン地域の環境にもたらす影響への懸念は増す一方です。環境団体「ヒューストン大気同盟」(Air Alliance Houston)は、複数の石油化学工場が閉鎖されることで100万ポンド(約45万キログラム)以上の汚染物質が大気中に放出されるだろうと警告しています。ヒューストンの工場地帯の住民は、周辺の多くの工場から化学薬品のような耐え難い臭いがしてくると報告しています。取り残された住民は「これらの化学物質によって文字通りガス攻撃を受けている」と、環境正義団体「t.e.j.a.s」の活動家ブライアン・パラスは言います。ヒューストンのこうした工場に最も近い住民は、圧倒的に低所得者とマイノリティーです。「環境正義の父」として知られるロバート・ブラード博士に話を聞きます。彼は現在テキサス・サザン大学の特別教授です。ブラード博士はヒューストンの自宅からの出演ですが、ブラゾス川の増水のために彼自身も番組が終わったあと昼前には避難しなくてはなりません。

    dailynews date: 
    2017/8/29(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ロバート・ブラード博士 ヒューストンの「無制限資本主義」がハービーを「起こるべくして起こった大惨事」にした

    ハリケーン「ハービー」による大量の降雨で、ヒューストンをはじめ、テキサス州とルイジアナ州の各地が洪水の被害にあい、死者数が増え続けています。ヒューストン警察と沿岸警備隊は6000人以上を自宅から救助しましたが、多くの人々が今も取り残されています。気象学者たちは、今後数日間で同地域にさらに約30センチの降雨があると予測しています。国立ハリケーンセンターは現在、ハービーを観測史上最大の暴風雨と呼んでいますが、科学者たちは何年も前から気候変動はハービーのような大規模な嵐をもたらす可能性があると予測していました。「環境正義の父」として知られるロバート・ブラード博士に話を聞きます。彼は現在テキサス・サザン大学の特別教授です。ブラード博士はヒューストンの自宅からの出演ですが、ブラゾス川の増水のために彼自身も番組が終わったあと昼前には避難しなくてはなりません。

    dailynews date: 
    2017/8/29(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「不適格者からの復活」 アリゾナ・リパブリック紙のコラムニストがトランプのアルパイオ恩赦を批判

    ホワイトハウスは25日、長年のトランプ支持者でアリゾナ州マリコパ郡元保安官のジョー・アルパイオに恩赦を与えることを発表しました。アルパイオはラティーノ住民を標的とした取り締まりで物議をかもした法執行官です。彼は自分が建設した屋外収容所を「強制収容所」と自慢したこともあります。アルパイオは1992年に初めて保安官に選出された後、長年にわたる公民権侵害の申し立てと腐敗の指摘の末、昨年11月に落選しました。連邦裁判所は7月、移民のステータスに対する憶測のみに基づいて拘束することを禁じた裁判所の命令に従わなかったとして、アルパイオに法廷侮辱罪で有罪判決を下しました。量刑の言い渡しは10月5日に予定されていて、禁固6カ月の実刑になる可能性がありました。恩赦は通常、重罪の嫌疑がかけられている者に与えられますが、アルパイオが有罪となったのは軽罪で、恩赦の申請も提出されていませんでした。ホワイトハウスは、アルパイオの「長年にわたる国への奉仕は賞賛に値する」との2段落の声明を出しました。フェニックスに拠点を置く移民権利擁護団体「プエンテ」は、アルパイオへの恩赦は「白人至上主義者の計画を進めるためなら法律を破ってもいい」という明確なメッセージだと指摘します。アリゾナ州最大の新聞「アリゾナ・リパブリック」の編集委員でコラムニストのリンダ・バルデスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/28(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 在留資格のない移民のジレンマ ハリケーンが収まるのを待つか 国外追放のリスクを冒して支援を求めるか

    ハリケーン「ハービー」は、テキサス州の移民の安全も脅かしています。テキサスで25日、警察は移民の身分に関する尋問を拘束者にすることができるとする法律が施行され、移民が避難所への避難や当局との接触を恐れているからです。ハリケーンに先立ち、米国の国境警備隊は州内の沿道の移民管理検問所は閉鎖しないと述べていました。国境警備隊はその後、修正を加え、「非犯罪者の移民の定期的な取り締まりは、避難対象地域や避難所や食糧銀行などの支援センターでは実施しない」としました。サンアントニオでは25日、移民の女性と子ども50人以上が、当局によりバス停に取り残される事態となりました。バスの運行がハリケーン「ハービー」で中止されたためです。サンアントニオの非営利ニュースメディア「The Rivard Report」の記者ロシオ・ガンサーに話を聞きます。ガンサーは、“Stranded Immigrants Find Shelter from Hurricane Harvey”(「ハリケーン「ハービー」で取り残された移民、避難所を見つける」)との記事で、移民税関捜査局(ICE)について報じています。テキサス州に拠点を置く難民申請者の救助を助ける非営利の法的擁護団体「RAICES」の政策ディレクター、エイミー・フィッシャーにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/28(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「これが新たな標準」 気候変動がハービーのような暴風雨をいかに加速しているか

    ハリケーン「ハービー」はすでに9兆ガロンを超える雨をテキサス州に降らせました。ソルトレークシティのグレートソルト湖を2度、満たすことができる量です。気象専門家は、今後数日でさらに5兆ガロンから10兆ガロンの降雨が予想されるため、米国史上最悪の洪水災害となる恐れがあると指摘しています。気候変動がいかにハリケーン「ハービー」のような巨大な暴風雨の発生に拍車をかけるかについて、海洋環境保護団体「ブルーフロンティア」代表のデイビッド・ヘルバーグに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/28(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ヒューストンで壊滅的な洪水 石油精製所や環境汚染地からの二次汚染の懸念

    壊滅的な暴風雨がヒューストンを襲いました。ヒューストンは米国で4番目に大きい都市で国内最大規模の石油精製・石油化学施設があります。テキサス州ロックボートに25日上陸したハリケーン「ハービー」は、ここ50年以上でテキサス州を襲った最強のハリケーンとなりました。被害の多くは大量の降雨によってもたらされ、テキサス州の一部ではすでに30インチ(約76センチメートル)の雨量が記録されています。ここ数日で雨量は50インチを越える可能性もあります。ヒューストンの高速道路はすべて水没しています。暴風雨による5人の死者が報告されていますが、死者数は今後、上昇すると予想されています。数千人が自宅で孤立し、救助を待っています。ダラス市は、避難者5000人を収容するための大型避難所として市のコンベンションセンターを利用する計画です。国立気象局は27日、「前例のない現象で、被害の全容が依然として不明の未曽有の事態となっている」との声明を発表しています。テキサス州ヒューストンで、自然保護団体シエラクラブの活動「Beyond Dirty Fuels」(汚れた燃料を越えて)を組織するブライアン・パラスに話を聞きます。パラスは、テキサスの環境正義のための支援グループ「t.e.j.a.s.」の設立も手助けしました。

    dailynews date: 
    2017/8/28(Mon)
    記事番号: 
    1

Pages