デイリーニュース

  • 元シアトル警察署長 警官を撮影する市民を擁護: これは米市民にとって完全に合法行為だ

    ルイジアナ州バトンルージュのアルトン・スターリング、ミネソタ州ファルコン・ハイツのフィランド・カスティール、アフリカ系アメリカ人男性2人が警官により射殺されたことで、警察による残虐な行為に対する抗議活動がつづいています。警察の暴力を撮影したために標的になり、攻撃を受け、拘置された目撃者について見ていきます。バトンルージュでは、店の経営者アブドゥラ・ムフラヒが、スターリングの死を携帯で撮影した後に拘束されました。また、アトランタ在住の空軍退役軍人クリス・ルデイは、スターリングの死を撮影したビデオを公開した後、逮捕され26時間拘束されました。元シアトル警察署長のノーム・スタンパーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/14(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 偏見を持つ白人警官へのオハイオ州の黒人警官の発言がネットで拡散: 制服を捨てKKKの白装束を着ればいい

    警察の暴力に抗議する、黒人婦人警官のフェイスブックでのライブ・ビデオに注目が集まっています。「警官のあなたが自分のように白人でない、アフリカ系アメリカ人の女性や男性、またはメキシコ系の男性や女性と話しをするのが怖いというなら、警察の制服は捨てなさい!」と、オハイオ州ウォーレンスビルのナキア・ジョーンズは言います。「あなたのような人は警官でいるべきではない。警官の多くは、相手が誰であれ自分の命を犠牲にする覚悟でいる。私たちはそう誓約して警官になっている。そしてその言葉を本気で信じているのよ! 警官のくせに偏見を持つなら、制服を脱いでクー・クルックス・クラン(KKK)の白装束を着ればいい。こういう偏見は許さない!」このビデオを放送するとともに、元シアトル警察署長のノーム・スタンパーに感想を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 元シアトル警察署長 奴隷パトロール時代から続く 警察の組織的な人種差別を非難

    7月14日、オバマ大統領はホワイトハウスで、警察当局者および公民権運動活動家の指導者との会議を主催しました。この会議は、ルイジアナ州バトンルージュでアルトン・スターリングが、ミネソタ州ファルコン・ハイツではフィランド・カスティールが警官により射殺され、ダラスでスナイパーによる警官5人が射殺されるという事件を受けて、その一週間後に行われました。アルトン・スターリングおよびフィランド・カスティールの射殺は全米でニュースになりましたが、この手の事件は米国では珍しいことではありません。英ガーディアン紙によれば、米国では今年7月だけで、少なくとも37人がすでに警官により殺害されています。これは英国で2000年以降に警察に殺害された人数の合計を上回ります。米国全州を合わせると、2016年だけでも、これまで585人が警察により殺害されています。元シアトル警察署長で、To Protect and to Serve: How to Fix America’s Police(『市民を保護し、市民に奉仕する――米警察の改革に向けて』)の著者ノーム・スタンパーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エリック・ガーナー殺害から 2 年 刑務所に行くのは殺害を撮影したラムジー・オルタだけ

    2 年前の今週、エリック・ガーナーがスタテン島で警官達によって地面に組み伏せられ、身動きが取れない状態でチョークホールド(背後から腕で首を絞める技)をかけられて亡くなりました。警官によるエリック・ガーナー殺害を撮影したラムジー・オルタは現在、別件で4 年間の服役を目前にしています。ガーナー殺害現場にいた中で刑務所に行くことになるのは、彼一人です。先週、オルタは銃と麻薬の不法所持容疑で司法取引に応じました。 2 年前に警官による首絞め殺害を撮影して以来、警察による逮捕と嫌がらせを繰り返し受けてきたとオルタは言います。エリック・ガーナーの娘エリカ・ガーナーと、ローリングストーンズ誌の記者で受賞歴のあるマット・タイビから話を聞きます。タイビはエリック・ガーナー事件に関する本を執筆中です。

    dailynews date: 
    2016/7/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • スターリング殺害のビデオを投稿した退役空軍軍人 警察に逮捕され 26 時間拘束

    先週、警官によるアルトン・スターリング殺害のビデオがネットで急速に拡散しました。空軍退役軍人のクリス・ルデイがソーシャルメディアに投稿したビデオが、最初の1本になりました。友達の友達からビデオを入手したルデイはフェイスブックとインスタグラム、ツィッターで 1 万人ほどのフォロワーとシェアしました。ビデオが急速に拡散してまもなく、ルデイはドビンス空軍予備役基地で勤務中に拘束されました。警察はルデイに足枷を付けて職場から連行し、26 時間拘束しました。彼は交通違反の罰金 1200 ドル払った後、釈放されました。現在ルデイは、現在の就職に支障が生じるのではないかと懸念しています。

    dailynews date: 
    2016/7/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アルトン・スターリング殺害を撮影後 バトンルージュ市警に拘束された アブドゥラ・ムフラヒに聞く

    先週、警察の暴力に対する抗議は全米各地に拡がりました。数万人がデモに参加し、数百人が逮捕者されました。抗議行動の引き金となったのは、ルイジアナ州バトンルージュでアルトン・スターリング、ミネソタ州ファルコンハイツでフィランド・カスティルが警官の手で殺害された事件でした。今日の番組では、バトンルージュの事件のあまり注目されていない側面を取り上げます。アルトン・スターリング殺害時のショッキングなビデオを撮影し配信した人達の身に何が起きたのか。複数のビデオに、バトンルージュの警官がコンビニエントストアの前でスターリングを地面に組み伏せ、拳銃を胸に向けて発砲したようすが写されています。ビデオの1本を撮影したアブドゥラ・ムフラヒは、スターリングが死亡したコンビニ店「トリプル S 」の店主で、携帯電話で録画しました。ムフラヒはバトンルージュ市、バトンルージュ市警、および 4 人の警官に対して訴訟を起こしています。訴状によると、警察はムフラヒの携帯電話を取り上げ、パトカー内に数時間拘束し、令状なしに防犯カメラの映像を押収しました。また、訴状は、ムフラヒが家族や弁護士に電話するのを妨害したと主張しています。ムフラヒは不法監禁、所有物の不法押収に対する損害を求めるとともに、店の防犯カメラに写された録画を公開するよう求めています。アブドゥラ・ムフラヒと彼の弁護士ジョエル・ポーターから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 歴史家:憲法修正第2条の歴史を白人至上主義の歴史から切り離すことはできない

    オバマ大統領は7月12日、テキサス州ダラスで、7月7日に狙撃犯によって殺された5人のダラスの警察官の追悼式で演説する予定です。ダラス当局は、狙撃犯のマイカ・ジョンソンは、何らかの方法で半自動のSKSライフル銃、爆弾製造の材料、防弾チョッキ、弾薬などを溜め込み、自分の武器庫を作っていたと話しています。オバマ大統領は7月第2週末、全米で銃が簡単に入手できることは、警察と地元コミュニティーの対立を悪化させると警告しました。憲法修正第2条(個人が銃器を保有・所持する権利を保障する条項)の専門家であるジェラルド・ホーンに、クー・クラックス・クランの設立からブラック・パンサー党まで話を聞きます。ホーンは、ヒューストン大学の歴史とアフリカ系米国人研究の教授です。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 映画『ダイバージェント』のスター、シェイリーン・ウッドリーが語るバーニー・サンダース、民主党全国大会キャラバン、ハリウッドで意見を述べること

    フィラデルフィアでの民主党全国大会(DNC)を前に、テレビと映画で活躍する女優のシェイリーン・ウッドリーは、フィラデルフィアのDNCに人々を集める全米キャラバン運動を始めました。ウッドリーはこの運動を「DNCへ行こうキャラバン」(Up To US Caravan to the DNC)と呼び、多くのバーニー・サンダース支持者を含む草の根活動家たちをDNCに集めようとしています。ウッドリーは、テレビドラマ『アメリカン・ティーンエイジャー 〜エイミーの秘密〜』に出演し、『ダイバージェントNEO』や『きっと、星のせいじゃない。』を含む映画で主演しました。彼女はジョージ・クルーニーと共に主演した映画『ファミリー・ツリー』のアレックス・キング役でゴールデングローブ賞にノミネートされました。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 映画製作者ジョシュ・フォックス:サンダースは民主党の政策綱領を左寄りに推し進めたが、我々はTPP、医療制度、ガザ問題には失敗した

    民主党政策綱領委員会は7月第2週末、フロリダ州オーランドで、7月末の同党の全国大会を前に最後の会合を開きました。クリントン陣営とサンダース陣営の代表が会ったこの会合で、今の時代で最もリベラルな民主党政策綱領と呼ばれる綱領が出来上がりました。この綱領の草案はフィラデルフィアでの民主党全国大会で批准されなければなりませんが、サンダースの勝利として、すでに広く宣伝されています。サンダースは2016年に入って、この委員会の5人のメンバーを任命しました。その中には、学者で人種正義活動家であるコーネル・ウエスト、有数の環境活動家で「350ドット・オルグ」(350.org)の共同設設立者ビル・マッキベン、ミネソタ州選出の議員で、「下院革新議員団」(House Progressive Caucus)の議長であるキース・エリソンが含まれていました。新しい政策綱領には、サンダースが求める最低賃金の時給15ドル、社会保障制度の拡大、環境への二酸化炭素の影響に対する炭素税が含まれています。受賞歴のあるドキュメンタリー映画製作者で、サンダースの代議員であるジョシュ・フォックスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • サンダースがクリントンへの支持を表明 彼は民主党政策綱領をどれくらい左寄りに推し進めたか?

    バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースは7月12日、ニューハンプシャー州ポーツマスの合同集会で、前国務長官ヒラリー・クリントンへの支持を表明しました。今回の集会から民主党全国大会の開催まで2週間もありません。クリントンは6月のカリフォルニア州の予備選での勝利後、同党の指名を確実なものにしましたが、サンダースは指名選挙での敗北を認めませんでした。その理由の一部は彼の選挙運動が民主党に、より進歩的な政策綱領を採用させるようかけている圧力を強くすることにありました。サンダースは7月10日、彼が「民主党の歴史上、最も進歩的な政策綱領」と呼ぶ綱領の採用を称賛する報道発表を発信しました。下院議員のキース・エリソン(ミネソタ州選出民主党議員)に話を聞きます。彼は民主党全国大会の政策綱領委員会のメンバーとしてバーニー・サンダースによって選出された5人の中の1人でした。「政策綱領は連邦最低賃金の件については15ドルと労働組合を支持する立場を取ります。政策綱領は、環境問題を含む広範な分野の立場を明らかにした、前進する進歩的なステップです」とエリソンは言います。「達成していないことは、フラッキングへの断固たる反対。それは綱領にはありません。他に達成していないこととしては、外交政策の領域で、もう少し良い結果が出せたであろう項目があります。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    1

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