デイリーニュース

  • トランプ政権下で強制退去に直面する何百万人もの移民は今後どうなるのか?

    ドナルド・トランプは大統領選中、繰り返し移民を攻撃しました。ピュリッツァー賞受賞記者で映画製作者でもあるホセ・アントニオ・バルガスにトランプの勝利に対する感想を聞きます。彼は 2011 年の NY タイムズ紙の日曜版マガジンに自らの人生を語る「在留資格のない移民としての私の人生(My Life as an Undocumented Immigrant)」を書き、秘密にしてきた事実を明るみに出し脚光を浴びました。「#EmergingUS」(ハッシュタグ・エマージングUS)の創設者兼編集人で、の創立者兼編集者で、メディア&文化団体「デファイン・アメリカン」(Define American)の創設者でもある彼は、Documented: A Film by an Undocumented American (『ドキュメンテッド:在留資格のない移民による記録映画』)とWhite People(『白人』)という二本のドキュメンタリー映画のプロデューサー兼監督でもあります。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • まるで南北戦争後の再建期:トランプへの投票は 近年の人種差別改善の動きに対する白人の反発

    「歴史研究者から見れば、この選挙結果に驚きはありません」と、ドナルド・トランプの当選について、人種の正義問題記者で受賞歴もあるニコール・ハナ=ジョーンズは語ります。ハナ=ジョーンズはアブラハム・リンカーン大統領暗殺後のレコンストラクション(再建)時代そして、ジョンソン大統領が主要な公民権法を可決した後リチャード・ニクソンが白人有権者の人種的恐怖にアピールするために採用した「南部戦略」をあげ、「この国では人種問題に飛躍的な前進が起きる時にはつねに白人による反発が起こる」と指摘します。「しっかり自らを見つめ直す必要があります。しかし、この選挙は大変アメリカ的だとも言えると思います」。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 分断された国:選挙人数ではトランプ 得票数ではクリントンが勝利

    トランプが最低でも 270 人の選挙人を獲得して米国大統領に選出され衝撃の勝利をおさめましたが、ネイション誌(The Nation)の政治記者ジョン・ニコルスによると、この勝利は民意を反映しない選挙過程の結果にすぎません。得票数ではライバルのクリントンが上回っているようなのです。「米国の選挙制度は不出来でがたが来ている。開票に大変な時間がかかる」と、ニコルスは言います。「やがて現実になるのは… 実際にはヒラリー・クリントンが勝者で、得票数では勝ったのに選挙では敗れた歴代の例の中でも最大の得票差でドナルド・トランプに勝っているということでしょう。これから、かなり票を伸ばすと思います」。ニコルスは2012年の選挙でオバマ大統領の得票数が投票日の夜には 22 万 5 千票差だったのが最終的には 5 百万票差にまでひろがったことを指摘し、大がかりな抵抗行動が起きると予想します。彼の最新の記事は、「こんな選挙結果が米国を決める」(These Election Results Will Define America)です。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 初のアフリカ系アメリカ人大統領からクークラックスクランに支持される大統領へ:トランプ衝撃の勝利

    9 日、ドナルド・J・トランプがヒラリー・ロダム・クリントンを敗り第 45 代米大統領に選出され世界に衝撃を巻き起こしました。9日の時点でトランプ獲得した選挙人数は最低でも279 人、一方クリントンは 218 人でしたが、得票数ではトランプが僅差で敗れた模様です。ドナルド・トランプはこれまで一度も公職に選出されたことがありません。彼は 2015 年に、メキシコからの移民を犯罪者そして強姦者と呼ぶ演説で選挙活動を開始しました。その後、全てのムスリムの人々の米国への入国禁止を提案しました。また、競争相手や報道陣、アジア人、アフリカ系米国人、そして身体障害者を公然とあざけりました。トランプに性的暴行を受けたと名乗り出た女性は、10人以上にのぼり、2005 年に録画されたビデオでは女性に対して行った性的暴行を自慢しています。トランプは選挙活動を通して、白人至上主義者やヘイト集団から熱狂的な支持を受けました。元クークラックスクラン(KKK)の最高幹部でルイジアナ州の上院議員選に出馬して落選したデビッド・デュークはトランプの当選を歓呼で迎えています。「私の人生の中でこれほど興奮する夜はなかった。トランプ選出に我々が大きな役割を果たしたことは間違いない!#MakeAmericaGreatAgain(ハッシュタグ米国を再び偉大な国に)」とツィートしています。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 2000年の大統領選:投票推進運動の電話呼び掛け中にエイミー・グッドマンによって30分詰問されたビル・クリントン

    デモクラシー・ナウ!のアーカイブの中から、ビル・クリントンが複数のラジオ局に電話し、上院議員はヒラリー、大統領はアル・ゴアに投票するよう呼び掛けていた2000年の大統領選挙を振り返ります。彼は当初、死刑、中東、人種差別や他の問題の彼の政権記録を擁護するのに30分も費やすとは思ってもいませんでした。しかし、彼がデモクラシー・ナウ!の司会者エイミー・グッドマンと話したとき、結局そうすることになりました。インタビューのある時点で、クリントンはグッドマンが「敵対的で闘争的」であると非難しています。クリントン大統領の側近は翌日、エイミーをホワイトハウスから出入り禁止にすると脅しました。

    dailynews date: 
    2016/11/8(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 選挙人団を超えて:国民投票によって大統領を選出する州ベースの計画

    「270人への道」(The path to 270)は、誰が選挙人団票を勝ち取るかについてメディアの報道で使われる言い回しですが、そこには、米国の次の大統領を決める上で、果たしてすべての票が平等に扱われているかという疑問が残ります。アナリストのなかには、2016年の大統領選は、最近の大統領選の勝敗を決めたのと同じ11州が鍵を握るだろうと論じる人たちがいます。2016年の大統領選の選挙運動イベントの3分の2は、たった6つの州で開かれました。選挙改革組織「フェアボート」(FairVote)の共同設立者で代表のロブ・リチーと共に選挙改革運動について議論します。彼はEvery Vote Equal: A State-Based Plan for Electing the President by National Popular Vote(『すべての票が平等:国民投票によって大統領を選出する州ベースの計画』)の共著者です。

    dailynews date: 
    2016/11/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • オハイオからグレッグ・パラストが報告 激戦州で投票者名簿からアフリカ系米国人を排除しようとする共和党の取り組み

    調査報道記者のグレッグ・パラストは、激戦州オハイオ州からの現地レポートの中で、オハイオ州とノースカロライナ州の投票の健全を脅かす可能性がある、共和党による有権者への弾圧の最新情報を明らかにしています。一部の投票機では不正操作保護機能が働かず、またアフリカ系とヒスパニック系有権者が「クロスチェック」(Crosscheck)と呼ばれるシステムによって投票者名簿から削除されています。「ジム・クロウ人種差別法の再来です」とパラストは言います。「大統領選の今日、彼らは黒人の有権者を排除するために白いマントは使いません。今日は彼らは表計算ソフトを武器に使うのです」。

    dailynews date: 
    2016/11/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 大麻、国民皆保険、最低賃金、死刑など160以上の住民投票が35州で実施

    米国の有権者たちが投票所向かっていますが、番組では大統領、知事、上院下院議員について以外の彼らが下す最も重要な決断のいくつか、過去10年のどの選挙よりも多い35州で行われる160以上の住民投票について検証します。大麻の合法化は9州で投票の対象となっています。また、銃の扱い、公営教育、死刑、国民皆保険に資金提供する市民主導の憲法修正案であるコロラド州の「憲法改正69」(Amendment 69)とならんで、所得格差と経済的不安定は多くの案件の中心課題となっています。「住民投票戦略センター」(Ballot Initiative Strategy Center)の事務局長ジャスティン・サーバーと「政策研究所」(Institute for Policy Studies)の世界経済プロジェクト部長サラ・アンダーソンに話を聞きます。ニュースサイト「トゥルースアウト」(Truthout)に掲載されたアンダーソンの記事のタイトルは、Seventeen Ballot Initiatives to Watch If You Care About Inequality(『不平等を気にかけるなら注視したい17の住民投票』)です。

    dailynews date: 
    2016/11/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・ムーア:トランプが選ばれれば「米国最後の大統領」になる

    いよいよ明日(8日)は大統領選です。アカデミー賞受賞映画作家のマイケル・ムーアと議論を続けましょう。ムーアは、『ロジャー&ミー』『華氏9/11』『ボウリング・フォー・コロンバイン』『シッコ』『キャピタリズム~マネーは踊る~』『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』の監督として知られ、最近は『マイケル・ムーア・イン・トランプランド』の公開でも話題を呼んでいます。デモクラシー・ナウ!は3日午後、この新作についてムーアに話を聞きました。ムーアはこの作品の中で、ドナルド・トランプの選出は米国が終焉を迎える前触れとなると語っています。

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    2016/11/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ビクトリア・ロー:誤った情報による選挙権剥奪:投票できるのにそれを知らない数百万人

    全米では現在、連邦による重罪者選挙権剥奪の結果、600万人が投票を禁じられています。その4分の3はすでに刑務所におらず、保護観察中か仮釈放中、刑期満了のいずれかにより、それぞれの地域で生活しています。この法律の影響を集中的に受けているのはアフリカ系米国人です。選挙権を剥奪された人数としてはフロリダ州が最も多く、黒人成年の4分の1近くが選挙権を剥奪されています。一方、バーモント州とメイン州では、受刑者が刑務所から投票することが可能です。これは8日の大統領選本選にどのような影響を与えるのでしょうか。"Disenfranchised by Misinformation: Many Americans Are Allowed to Vote But Don’t Know It."(「誤った情報による選挙権剥奪:多くの米国人は自分が投票できることを知らない」)という記事を書いたフリージャーナリストのビクトリア・ローに話を聞きましょう。フィラデルフィアの元女性受刑囚支援団体「今こそ変化を起こそう」(The Time is Now to Make a Change」)の創設者で、自身も元受刑囚のマリッサ・ギャンブルにも話を聞きます。ペンシルベニア州マンシーで収監されていた彼女は13年前に釈放されました。

    dailynews date: 
    2016/11/7(Mon)
    記事番号: 
    2

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