デイリーニュース

  • 元無人機操縦官 CIAの秘密暗殺作戦において 空軍が重要な役割を担っていることを明かす

    新作ドキュメンタリー映画で、ネバダ砂漠の基地に駐屯する通常の米空軍一部隊が、パキスタンにおけるCIAの無人機攻撃プログラムの操縦を任されていることが明かされました。Drone(『無人機』)では、パキスタン部族地域におけるCIAの空爆を担うのは、ラスベガスから45マイルほどの場所に位置するクリーチ空軍基地の第17偵察飛行隊(17th Reconnaissance Squadron)だと特定しています。同作の監督トニイェ・シェイと、無人機を使った戦争を取材している、受賞歴もあるジャーナリスト、クリス・ウッズに話を聞きます。同作にも出演するウッズは、米無人機戦争に関する本を執筆中です。

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    2014/4/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 選挙人団方式の改正:一般投票による大統領選出協定に ニューヨーク州も加わる

    ニューヨーク州は米大統領選挙を変革する合意に加わった最新の州となりました。「全米一般投票」協定に参加する各州は、一般投票で最多数の票を獲得した(すなわち、総得票数でトップの)大統領候補に、その州の選挙人票を与えることを誓約しています。もし十分な数の州が参加を約束すれば、全米で最も多数の一般票を集めた候補者の大統領当選が保障されます。そうなれば、2000年の大統領選挙で、アル・ゴアが一般投票で勝利しながら、それでもジョージ・W・ブッシュに敗れたような状況が再び起こることはなくなります。協定は、選挙人票270の境界線を越えるに十分な数の州が参加した場合にのみ発動します。29票を保有するニューヨーク州は、既に参加を表明した9つの州およびワシントン・コロンビア特別区に加わることになりました。ニューヨーカー誌の常勤記者で全米一般投票の支持者でもあり、選挙制度改革を目指す団体「公正な選挙」(FairVote)の役員も務めるヘンドリック・ヘルツバーグに話を聞きます

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    2014/4/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「新たな冷戦開始どころか 既に真っ只中にある」 スティーブン・コーエン、ロシア-ウクライナ危機を語る

    ウクライナ危機をめぐる交渉がジュネーブではじまりましたが、同国東部の都市マリウポリでは治安部隊により親ロシア派デモ参加者3人が死亡、13人負傷、63人が拘束され緊張が高まっています。ウクライナ当局は親ロシア派分離主義グループが軍事基地を襲撃しようとしたと説明しています。この死亡事件は、ウクライナが政府施設を、親ロシア派分離主義グループから奪還する計画が明るみに出た直後に起こりました。4月17日、ロシアのウラジミール・プーチン大統領はキエフの政権はウクライナを「奈落の底」へと突き落とそうとしていると糾弾し、同国への派兵の可能性を完全に除外することを拒否しました。一方、北大西洋条約機構(NATO)の事務総長フォー・ラスムセンは、東欧でのNATOの段階的な配備強化を発表。「飛ばす飛行機の数、海上の船の数を増加し、地上での準備も更に進めます」とラスムセンは言いました。ニューヨーク大学とプリンストン大学のロシア学および政治学名誉教授スティーブン・コーエンに話を聞きます。「新たな冷戦開始どころか、既に真っ只中にあるのです」とコーエンは言います。「つまり『熱い戦争』への発展も今では想像がつくということです。可能性は低いが、絶対にありえないわけではない――そしてありえるとなれば、手を打たなくてはなりません」

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    2014/4/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 自然擁護者の殺害: 調査報告によれば 環境保護活動家の殺害が世界的に急増

    最新の報告によると、世界中で殺害された環境保護や土地権の活動家達の数は、ここ十年の間で3倍を記録しました。グローバルウィットネス団体によると、2002年では51人が殺害されたのに比べ、2012には147人の活動家たちが殺されています。現在、平均して毎週2人の割合で活動家が殺害されていますが、その殺人者は殆どの場合罪に問われていません。本日はこの報告書に載っている何人かの亡き活動家のインタビューを放送します。この中にはブラジルの天然資源および環境保護論者でアマゾン熱帯雨林の伐採搬出と皆伐に対して反対運動をしていた活動家故ジョゼ・ダ・シルバも含まれます。2011年にホゼと妻のマリアは覆面をつけた殺し屋に殺害されました。「この事件は真の問題のスケールを考えると氷山の一角に過ぎない」とグローバルウィットネス活動員のオリバー・コートニーは言います。この殺人の詳細を突き止めるのは不可能に近いと言う事です。

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    2014/4/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク市イスラム教徒スパイ警察部隊を解散 しかし広範囲のプロファイリングと監視は終わるのか?

    ニューヨーク市警が、イスラム教徒コミュニティをターゲットとし物議を醸したスパイ警察部隊の解散に向けて動いています。いわゆる「Demographics Unit(人口動態部隊)」は密かにイスラム学生団体に侵入し、モスクに密告者を送り、レストラン、理髪店、ジムなどで会話を盗聴し、巨大な情報データベースを作り上げました。しかし情報収集を始めて何年も過ぎましたが、たった一つのテロ行為調査、一つの手がかりですら導くことが出来ませんでした。NYアラブアメリカ人連盟のリンダ・サースアーに反応を聞きます。この部隊の解散は「歓迎できる最初の一歩」ではあっても、「イスラム系アメリカ人コミュニティーが耐えてきたトラウマを元通りにするには長い時間がかかります」とサースアーは言います。9.11後のNYPDの監視プログラムを暴露したAP通信チームの一員マット・アプーゾーにも話を聞きます。AP通信が報道したこのシリーズは調査報道部門でピューリッツァー賞を受賞しました。アプーゾーは、Enemies Within: Inside the NYPD's Secret Spying Unit and Bin Laden's Final Plot Against America (『内部の敵: NYPDの秘密スパイ部隊の内部とビンラディンのアメリカに対する最後の謀略』)の共著者でもあります。

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    2014/4/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • カンザスでの銃撃殺人は避けられた?犯人は憎しみに満ちた白人至上主義者で犯罪歴を持つ元FBI密告者

    白人至上主義者として悪名高いフレイジャー·グレン·ミラーは、カンザス州の2カ所のユダヤ人コミュニティ・センターで、13日に3人を殺害した罪で起訴されました。別名でフレイジャー·グレン·クロスとしても知られるミラーは、何十年もの間、公然とユダヤ人とアフリカ系アメリカ人を激しく罵倒し続けてきました。彼は武器所持と暗殺計画を画策した罪で懲役3年の刑を受けた事がありますが、他の白人至上主義者に対する証言をして長い刑罰を免れました。ミラーはFBIの情報提供者であったと主張しており、連邦政府が1990年代初頭、証人保護プログラムの一貫としてミラーを保護していたという報告もあり、これが彼が複数の名前を保持する原因とされています。本日はミラーを長年追い続けている南部貧困法律センター(SOLC)の上級研究員マーク・ポトックと2010年にミラーをインタビューしたニュースキャスターのデビッド・パックマンの二人に話を聞きます。

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    2014/4/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 戦争税反対者らが納税日に軍事支出を止めることを要請

    数百万人の米国人が4月15日、深夜の締め切りまでに連邦税と州税を申告しようと急いでいます。一方、この日を使って、戦争資金のために税金を使うことに反対する人々もいます。「戦争抵抗者連盟」(The War Resisters League)は、2015年の連邦予算のうち少なくとも45%は現在と過去の軍事費および国家債務利子に使われ、その債務の約80%は軍事支出から生じると推定しています。米市民の中には、そのことへの抗議を表明するために、連邦税を払うことを拒んでいる人たちがいます。コロンビア大学の医学部進学過程の学生、リダ・シャオはこのような「戦争税」抵抗を3年続けています。彼女は「全米戦争税抵抗調整委員会」(the National War Tax Resistance Coordinating Committee)からの支援を受けています。シャオから、彼女にとっては納税日が抵抗の日である理由について話を聞きます。

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    2014/4/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 刑務所に行くのは誰? マット・タイビが語る米国の金融界と市井の不公正格差

    受賞歴のあるジャーナリストのマット・タイビは、金融危機が始まって以来、圧倒的多数のホワイトカラー犯罪者(知能犯罪者)が刑期を逃れる一方で、不平等な司法制度によって貧困者や非白人種が大量に投獄されている理由を問う衝撃的な新刊を発表しました。The Divide: American Injustice in the Age of the Wealth Gap(『分裂:貧富の格差時代の米国の不公正』)の中で、タイビは、富裕層と貧困層の世界大恐慌に匹敵する所得格差と、起訴と投獄の対象における「正義」の格差がいかに対称的であるかを述べています。「他のすべての人々には法執行が信じれないくらい厳しいことを考えるとき、ホワイトカラー犯罪者に法的処置がされないことを考えると、さらに異様に思えます」と、タイビは言います。

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    2014/4/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ポ-ク賞受賞のアフガニスタン人:記者の殺害、偽投票、今も続く米軍に関連した死亡、拷問

    アフガニスタンのカブールを拠点にしているジャーナリストのマシュー・エイキンスは11日、ローリング・ストーン紙の記事The A-Team Killings(エリート軍人の殺害)で、米陸軍特殊部隊がワルダク州でアフガニスタン市民10人を殺害した「説得力のある証拠」を取り上げたことを評価され、ジョージ・ポ-ク賞を授与されました。エイキンスに彼の記事の最新情報を聞くとともに、大統領選挙から先日2人のジャーナリストが死亡した未だに続く暴力まで、アフガニスタンの最近の動向について話を聞きます。

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    2014/4/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「我々は脅しに屈しない」:NSA監視を報じた記者らが報道後初めて米国に戻る

    10ヶ月前、ローラ・ポイトラスとグレン・グリーンウォルドはニューヨークから香港に飛び、米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンに会いに行きました。ポイトラスとグリーンウォルドは、国家安全保障に関する報道でジョージ・ポーク賞を受賞するためにベルリンからニューヨークに移動した11日まで、米国には一度も戻っていませんでした。米国家情報長官ジェームス・クラッパーがNSAの報道に関わっているジャーナリストをスノーデンの「共犯者」と表現していたため、彼らは身柄を拘束されるのか、あるいは出頭命令が下されるのか分からないまま、米国に到着しました。ジョージ・ポーク賞授賞式後に行われた記者会見で、ポイトラスとグリーンウォルドは、彼らの記事と政府からの脅しについて記者からの質問に応じました。

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    2014/4/14(Mon)
    記事番号: 
    2

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