サンダンス映画祭で封切りがされた、新作ドキュメンタリー映画「ファインディング・ノース(Finding North)」は、世界一裕福なアメリカに住む子どもの4人のうち1人が、飢えに苦しんでいる状況を明らかにしています。アメリカに住む家族の3割にあたる、4900万人以上の人びとがしばしば欠食しています。大統領選の共和党候補指名争いをしているニュート・ギングリッチ元下院議長がオバマ大統領を「フードスタンプ大統領だ」と揶揄する一方で、ラジ・パテルは、貧困と食料配布券の需要率が高い理由についての話し合いが本当に必要なことだと主張しています。「有色人種の人びとが食糧不足の影響を不釣り合いに受けているのは事実です。ですが、ギングリッチが行っていることは、オバマ大統領を『フードスタンプ大統領』と呼ぶことで、貧困を人種でしるしづけているのです。彼は特定の人種が貧困という考えを誘い出しているのです。もちろん、フードスタンプを実際に受けている人びとを見れば、その大半は白人であり貧しい人びとです」とパテルは話します。パテルは人気書籍『肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム』の著者です。