デイリーニュース

  • マット・タイビが語る NATOとロシアについてのトランプの見解、彼の選対責任者によるウクライナでの1300万ドルのスキャンダル

    共和党の大統領候補ドナルド・トランプは8月15日、オハイオ州ヤングスタウンでの演説の中で、北大西洋条約機構(NATO)の条約を否定するという彼の以前の脅しを覆し、その代わりにISISを打倒するために同機構と密接に協力すると述べました。受賞歴のあるジャーナリスト、マット・タイビと作家のフィリス・ベニスに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「徹底的な審査」:トランプが移民への思想テストとマッカーシー時代の抑圧へ戻ることを公約

    共和党の大統領候補ドナルド・トランプは8月15日、オハイオ州ヤングスタウンでの演説の中で、彼が言うところの「イスラム過激派の思想」と戦うことを公約し冷戦を引き合いに出しました。トランプはまた、ビザの申請者に対して「徹底的な審査」を制度化することを公約しました。彼はさらに、イスラム過激派対策の委員会を作り、グアンタナモ米軍基地の運営を継続し、テロ行為に問われた人間を非軍事の文民法廷で裁くことをやめると述べました。ローリングストーン誌の受賞歴のあるジャーナリスト、マット・タイビに、さらに詳しく話を聞きます。Understanding ISIS and the New Global War on Terror (『ISISの理解とテロとの新しいグローバル戦争』)の著者であるフィリス・ベニスからも話を聞きます。また、イスラム教徒の初のオンライン組織「エムパワー・チェンジ」(MPower Change)の代表で、「ニューヨーク・イスラム教徒民主主義クラブ」の共同設立者であるリンダ・サルスールからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • リオ五輪 競泳個人種目で史上最年長の金メダリストとなったアンソニー・アービンに聞く

    五輪関連のニュースでは先週末、歴史的な23個目の金メダルを獲得したマイケル・フェルプスがトップを独占しました。しかしリオ大会ではもう一人、歴史を塗り替えた米国人男子競泳選手がいます。アンソニー・アービンは、35歳で競泳男子50メートル自由形と男子400メートル自由形リレーで金メダルを獲得、五輪競泳個人種目で史上最年長の金メダリストとなりました。リオからアービンに話を聞きます。アービンは、最近出版されたChasing Water: Elegy of an Olympian(『水を追って:ある五輪選手の哀歌』)の著者でもあります。

    dailynews date: 
    2016/8/15(Mon)
    記事番号: 
    3
  • リオ五輪 アフリカ系アメリカ人女性が競泳・体操・砲丸投げで歴史的な金メダル

    リオデジャネイロで続いている五輪大会では、スタンフォード大学の競泳選手シモーネ・マニュエルがアフリカ系アメリカ人女性として初めて個人競技で金メダルを獲得し、歴史的快挙となりました。マニュエルは勝利後のインタビューで、「この勝利はとても大きな意味を持っています。世界で今日起こっていることや、警察の横暴の問題などを考えればなおさらです。この勝利が、現在起こっている問題に希望と変革をもたらすことを願っています」と語りました。マニュエルのほかにも、アフリカ系アメリカ人の女性アスリートたちが先週末、数々の歴史的勝利を収めました。シモーネ・バイルズは体操競技で3つ目の金メダルを獲得し、五輪跳馬個人種目で勝利した初の米国人女性となりました。ミシェル・カーターは、砲丸投げで金メダルを獲得した初の米国人女性となりました。オンラインメディア「屈しない人々」(The Undefeated)の上席記者の一人で、リオ五輪の取材をしているジェシー・ワシントンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「この狂乱に火をつけたのは警察だ」 23歳の黒人男性が警官に殺されたミルウォーキーで暴動

    米ウィスコンシン州ミルウォーキーで13日、23歳のアフリカ系アメリカ人男性シルビル・スミスが警官に射殺され、市内では2日たった今も抗議活動が続いています。スコット・ウォーカー州知事は14日、13日夜の地元住民による警察車両や店舗、ガソリンスタンドへの放火を受け、州兵を動員しました。17人が逮捕されました。4人の警察官が負傷したと報告されています。ミルウォーキー警察は、警官がスミスの車両を止めたところ、逃走したため射殺したとしています。エドワード・フリン署長は、車を止められたスミスが拳銃を手に警官の方に振りかえる様子が、警官が装着するカメラで撮影されていたと述べました。多くの地元住民は、長年にわたって地域社会と警察との緊張が高まっていたと証言しています。ミルウォーキーは、全米で最も人種による分断がはなはだしい都市の一つとされています。地元の活動家で詩人、黒人の若者を支援する団体「黒人貧困地区を夢であふれさせよ」(Flood the Hood with Dreams)の共同創設者ムヒブ・ダイヤーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「崩れた地帯:アラブ世界はどのようにバラバラになったのか」:2003年の米国侵攻以降の中東をNYタイムズ紙が検証

    イラクからシリアにまたがる紛争で世界中で6000万もの人々が祖国を逃れ難民となっています。スコット・アンダーソン記者に新作の徹底レポート"Fractured Lands: How the Arab World Came Apart”(崩れた土地:アラブ世界はどのように分裂したのか)について話を聞きます。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』印刷版の今週号に全紙面を使って掲載された同レポートは、米政府によるイラク侵攻以降の13年間で中東に起きたことを、エジプト、リビア、シリア、イラク、そしてイラクのクルド人地域に住む6人の人物の視点から検証しています。アンダーソン記者には、Lawrence in Arabia: War, Deceit, Imperial Folly and the Making of the Modern Middle East(『アラビアのローレンス:戦争、策謀、植民地支配の愚行、近代中東の創立』)という著書もあります。

    dailynews date: 
    2016/8/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • オバマ&クリントンはISIS創設 ブッシュは米兵イラク撤退を交渉 ドナルド・トランプが主張 

    共和党の大統領候補ドナルド・トランプは、バラク・オバマ大統領と民主党大統領候補ヒラリー・クリントンがイラクから撤退して権力の空白を作り出し、イスラム国の基礎を据えたと主張しています。これに対しジャーナリストのスコット・アンダーソンは、2003年のブッシュ大統領によるイラク侵攻以降の中東の出来事について歴史を踏まえて答えます。「実際、米軍撤退の交渉を行ったのはブッシュ政権でした」とアンダーソンは話します。そしてトランプ自身も、2007年という早い時期から米軍のイラク撤退を呼びかけていましたと加えています。

    dailynews date: 
    2016/8/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • クリントン財団への寄付で企業や国が米国務省に接近?

    ピュリッツァー賞受賞経験があり、クリントン財団を長年にわたり取材をしてきたウォール・ストリート・ジャーナル紙のジェームス・グリマルディ記者が、ヒラリー・クリントンが国務長官だった時代のクリントン財団と国務省の関係を考察し、彼女が大統領になったらどうなっていくのかを考えます。新たに公表された国務省のEメールには、クリントン財団のトップメンバーとクリントン長官の国務省最高アドバイザーのフーマ・アベディンとチェリル・ミルズとの間でやり取りされたものも含まれています。今年初め、FBI(連邦捜査局)はクリントン財団に対する捜査を行おうとしましたが、米司法長官ロレッタ・リンチが差し止めました。

    dailynews date: 
    2016/8/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • フェミニストでロジャー・アイルの仇敵だったスーザン・エストリッチがセクハラ訴訟でアイルを弁護しているのはなぜか

    FOXニュースを創設して会長になる前、ロジャー・アイルは共和党きってのメディア対策専門家でした。1988年の大統領選挙では、レーガン政権で副大統領を努めたジョージ・H・W・ブッシュがマイケル・デュカキス候補を破って当選するのを助けています。デュカキスの選挙戦を仕切っていたのは、フェミニストで法学者のスーザン・エストリッチです。エストリッチはこれまで、セクシャル・ハラスメントやレイプに関する革新的な著作を発表してきました。意外なことに、エストリッチは現在、アイルの弁護士を務め、FOXニュースからのアイルの追放につながったセクシャル・ハラスメント訴訟でアイルを弁護しています。

    dailynews date: 
    2016/8/11(Thu)
    記事番号: 
    4
  • FOXニュースの深まる危機 ロジャー・アイルのセクハラとスパイのスキャンダルが拡大

    元FOXニュース会長のロジャー・アイルに関する新たな事実が表面化し、アイルの逸脱行為について企業側がどの程度知っていたかが問題となっています。アイルは現在、20人以上の女性によってセクシャル・ハラスメントの告発を受けています。告発者には、FOXニュースアンカーのメーガン・ケリーと、元アンカーのグレッチェン・カールソンも含まれます。今週初めには、また一人のFOXニュースの元司会者がアイルのセクシャル・ハラスメントを告発しました。アンドレア・タンタロスは、アイルのハラスメントについて昨年、FOX幹部に繰り返し報告をしていたと言います。タンタロスはその結果、降格され、番組から外されたと言います。今回明らかになった事実の詳細について、バニティフェア誌の寄稿編集者サラ・エリソンに話を聞きます。エリソンの最新記事は、“Inside the Fox News Bunker”(「FOXニュースの内幕」)と題された独占記事です。この記事は、アイルとの会話を録音した複数の女性によるテープという爆弾の存在を明らかにしています。

    dailynews date: 
    2016/8/11(Thu)
    記事番号: 
    3

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